デジタルカメラの市場は縮小が続いています。ここ数年でスマートフォンが普及し、スマホで取れれば良いという人にはカメラが必要なくなったと言うことと、スマホのカメラ自体の性能が上がったという背景があります。
そんな中で、安いコンパクトカメラは徐々に存在感を無くして行っていますが、ここ数年逆に出てきたのがプレミアム感を押し出した高級コンパクトカメラです。
高級コンパクトカメラの中には10万円に達するような、ミラーレス一眼本体+交換レンズ1本が買えるかのような高級コンパクトカメラもあります。さすがにそういった物までは手が出しづらいですが、昨年の型になってしまうのですけど富士フイルムのXF1を最近安く入手しました。このカメラ、現在は2万円台後半で売られているのですが、価格com等で見ると非常に評価の高いカメラでしたので、期待していたんですが、画質については期待通りの物がありました。今回ちょっと紹介しましょう。
まずは晴れた日中の写真をいくつか掲載してみましょう。
両国駅
秋葉原で撮影した京浜東北線E233系1000番台
秋葉原で撮影した山手線E231系500番台
続いて夕方のうす曇りの天気
元住吉で撮影した東急5050系
元住吉で撮影した東急新3000系
屋根があって屋内に近いところの場合
元住吉駅目黒線ホーム
元住吉駅高架下
元住吉で撮影した東急5080系
武蔵小杉で撮影した東武9000系
蒲田で撮影した東急新7000系
蒲田で撮影した東急7700系
秋葉原で撮影した中央総武緩行線E231系
まだ撮影慣れしていないということもありますが、AFがやや遅いので動態撮影にはテクニックが要る感じです。
電源スイッチをズームレンズが兼ねていて、電源オンしてすぐ撮影という用途はちょっと厳しいですね。
しかし、静態を撮る時にはノイズが少なく良い写りをしています。
このカメラは25-100mmまでのズームレンズです。今時のコンパクトカメラとしては光学ズームの倍率は小さいですけど、このレンズの真価は広角時F1.8という明るいレンズにあります。さらに、コンパクト機としては大きめの2/3型EXR-CMOSを搭載しています。私が注目したのはこの2つでした。
実は現在メイン機として使用している富士フイルムのHS50EXRは低倍率から高倍率まで幅広く撮れてAFも早い、かなり万能なカメラなんですけど、1つだけ難点があります。それは夜間の撮影です。
これまでにこのブログでも何度か載せているんですが、ヘッドライト等の強い光を受けた時に、レンズ内で変な反射をしているようで、偽の光点が現れることです。
こういった場面では、代用にFinePixF600EXRのコンパクトを使うこともあったんですが、このカメラはあまり暗さには強くありません。というか、暗いところでのノイズが多い。
そこでXF1を運良く安く手に入れられたので、使ってみたわけです。
では夜間撮影の写真と、地下での写真を掲載しましょう。
夜間撮影した渋谷の並木橋東横線跡。F600EXRで撮影したときに比べて、断然ノイズが少ない
山手線と埼京線をまたぐ陸橋から。さすがに走行中の列車はこうなるが、手持ちでこれだけ写るのだから上等だ
大宮駅の地下で撮影したE233系7000番台
大宮駅の地下で撮影した205系埼京線用
使ってみると、明るいレンズと大きなCMOSの効果が、暗いところほどくっきりとわかります。
実際にHS50EXRとほぼ同じ場所で撮影した2枚を比べてみましょう。
FinePix HS50EXRで撮影。ISO1000、1/15秒、F3.2。若干ズームした状態
FinePix XF1で撮影。ISO400、1/20秒、F1.8。広角で撮影
明るいレンズの特性を生かし、XF1はISO400でも1/20秒を確保。結果として色もきれいに出ていますし、ノイズが少ない。
実際に元サイズで比較するとこんな状態です。
HS50EXR
XF1
じつはHS50EXRの方がCMOSのサイズも1/2型で小さいのですよね。世代的にはXF1より1世代後のCMOSなんですけど、こういった暗いところではレンズの明るさとCMOSサイズの大きさが強く影響します。
さすがは高級コンパクト機といった感じでした。
鉄道撮影の用途では高級コンパクトカメラはあまり需要がないのですけど、こういった暗い地下の撮影や、夜間のホーム上での撮影では非常に重宝しそうなカメラだと思えます。
そんな中で、安いコンパクトカメラは徐々に存在感を無くして行っていますが、ここ数年逆に出てきたのがプレミアム感を押し出した高級コンパクトカメラです。
高級コンパクトカメラの中には10万円に達するような、ミラーレス一眼本体+交換レンズ1本が買えるかのような高級コンパクトカメラもあります。さすがにそういった物までは手が出しづらいですが、昨年の型になってしまうのですけど富士フイルムのXF1を最近安く入手しました。このカメラ、現在は2万円台後半で売られているのですが、価格com等で見ると非常に評価の高いカメラでしたので、期待していたんですが、画質については期待通りの物がありました。今回ちょっと紹介しましょう。
まずは晴れた日中の写真をいくつか掲載してみましょう。
両国駅
秋葉原で撮影した京浜東北線E233系1000番台
秋葉原で撮影した山手線E231系500番台
続いて夕方のうす曇りの天気
元住吉で撮影した東急5050系
元住吉で撮影した東急新3000系
屋根があって屋内に近いところの場合
元住吉駅目黒線ホーム
元住吉駅高架下
元住吉で撮影した東急5080系
武蔵小杉で撮影した東武9000系
蒲田で撮影した東急新7000系
蒲田で撮影した東急7700系
秋葉原で撮影した中央総武緩行線E231系
まだ撮影慣れしていないということもありますが、AFがやや遅いので動態撮影にはテクニックが要る感じです。
電源スイッチをズームレンズが兼ねていて、電源オンしてすぐ撮影という用途はちょっと厳しいですね。
しかし、静態を撮る時にはノイズが少なく良い写りをしています。
このカメラは25-100mmまでのズームレンズです。今時のコンパクトカメラとしては光学ズームの倍率は小さいですけど、このレンズの真価は広角時F1.8という明るいレンズにあります。さらに、コンパクト機としては大きめの2/3型EXR-CMOSを搭載しています。私が注目したのはこの2つでした。
実は現在メイン機として使用している富士フイルムのHS50EXRは低倍率から高倍率まで幅広く撮れてAFも早い、かなり万能なカメラなんですけど、1つだけ難点があります。それは夜間の撮影です。
これまでにこのブログでも何度か載せているんですが、ヘッドライト等の強い光を受けた時に、レンズ内で変な反射をしているようで、偽の光点が現れることです。
こういった場面では、代用にFinePixF600EXRのコンパクトを使うこともあったんですが、このカメラはあまり暗さには強くありません。というか、暗いところでのノイズが多い。
そこでXF1を運良く安く手に入れられたので、使ってみたわけです。
では夜間撮影の写真と、地下での写真を掲載しましょう。
夜間撮影した渋谷の並木橋東横線跡。F600EXRで撮影したときに比べて、断然ノイズが少ない
山手線と埼京線をまたぐ陸橋から。さすがに走行中の列車はこうなるが、手持ちでこれだけ写るのだから上等だ
大宮駅の地下で撮影したE233系7000番台
大宮駅の地下で撮影した205系埼京線用
使ってみると、明るいレンズと大きなCMOSの効果が、暗いところほどくっきりとわかります。
実際にHS50EXRとほぼ同じ場所で撮影した2枚を比べてみましょう。
FinePix HS50EXRで撮影。ISO1000、1/15秒、F3.2。若干ズームした状態
FinePix XF1で撮影。ISO400、1/20秒、F1.8。広角で撮影
明るいレンズの特性を生かし、XF1はISO400でも1/20秒を確保。結果として色もきれいに出ていますし、ノイズが少ない。
実際に元サイズで比較するとこんな状態です。
HS50EXR
XF1
じつはHS50EXRの方がCMOSのサイズも1/2型で小さいのですよね。世代的にはXF1より1世代後のCMOSなんですけど、こういった暗いところではレンズの明るさとCMOSサイズの大きさが強く影響します。
さすがは高級コンパクト機といった感じでした。
鉄道撮影の用途では高級コンパクトカメラはあまり需要がないのですけど、こういった暗い地下の撮影や、夜間のホーム上での撮影では非常に重宝しそうなカメラだと思えます。