
昨夜の東北地方での大地震は、自宅のある川崎市でもけっこう大きく長く揺れまして、10年前の東日本大震災を思い起こさせる地震でした。
津波が無かったのは幸でしたが、物理的な被害は徐々に明らかになっていますし、怪我人も多数出ているようです。皆様の無事をお祈り致します。
2020/11/21-23の3連休で九州北部へ行ってきた話の続きです。
11/22の朝は、博多駅からスタート。この日が筑肥線方面へ向かうため、福岡市地下鉄空港線に乗車します。
福岡市地下鉄(なぜか福岡市営地下鉄とは言わない)空港線は、福岡空港から博多、中洲、天神、唐人町を経由して姪浜へ至る路線ですが、姪浜から先はJR筑肥線と乗り入れしています。ただし、福岡市地下鉄の車両は筑前前原までしか入らず、福岡空港からの直通電車はJR九州の303系と305系に限られます。一方で筑肥線の筑前前原〜西唐津では今も103系1500番台の3両編成が現役です。今回は直通列車で西唐津まで乗車しました。

303系の福岡空港行き。これの折り返しに乗車しますので、ここではお見送り

筑前前原行きの福岡市交通局1000系。セミステンレスで一度更新工事しているとは言え、登場から40年経過しており、2023年度から置き換える予定が検討されています


引き続き1000系。今回は2000系は見ませんでした


福岡空港から折り返してきた303系に乗車します。筑肥線内快速で、1時間15分程度。ロングシートですけど、車内にはトイレがついているので安心です

西唐津へ到着

終点西唐津駅。車庫のある駅ですが、業務委託駅なので土日は人が居ないようでした
西唐津到着後は唐津に戻って唐津城のドラクエウォークのお土産を回収しました。
とは言っても、唐津城にそこまで近寄る必要も無かったので、早稲田佐賀中学・高校の辺りで取れました。

早稲田佐賀中学・高校の辺りから見た唐津城。昭和の時代に作った模擬天守でして、実際には天守は無かったのではと言われています
唐津駅に戻ったら、今度は伊万里方面へ向かいます。
筑肥線は姪浜〜唐津の電化区間と、山本〜伊万里の非電化区間が有り、この後は非電化区間に乗ります。(山本〜唐津〜西唐津は正確には唐津線)
非電化区間は閑散路線なので、大半がキハ125形の単行運転で、一部キハ47形が入ります。

唐津駅。地方にありがちですが、駅は町の中心部から少し離れています。高架駅で、駅舎内に土産物屋や飲食店が入っていて、名産のイカシュウマイなども購入できます

筑肥線の103系1500番台。以前は6連が福岡空港まで乗り入れていましたが、6連は305系に置き換えられて全廃済み。いつまで現役でいられるでしょうかね


キハ125形に乗車して伊万里へ向かいます




伊万里駅に到着。伊万里駅は1面1線しか無い折り返しホームになっています


伊万里駅は道路を挟んでJR筑肥線と松浦鉄道が別れており、駅の間は連絡通路または近くの横断歩道で渡ることになっています。当然、線路は繋がっていません。2002年に現在の形になったそうで、それまでは同じ駅舎を共用していました
伊万里駅では、周辺で食事を済ませてから松浦鉄道へ乗り継ぎます。
松浦鉄道は、国鉄・JR九州松浦線を1988年に継承した第三セクターで、有田〜伊万里〜佐世保の西九州線1路線のみです。ただ、運転系統としては、有田〜伊万里と、伊万里〜佐世保で分離されています。なお、かなり長時間(伊万里〜佐世保は約2時間半)運転されますが、単行の気動車にトイレが無いです。なので、伊万里から佐世保まで乗るには、どこかでトイレ休憩を設けた方が良いです(列車のダイヤによっては松浦駅などで長停車があります)。

伊万里駅ホームで見た松浦鉄道。右が佐世保方面、左が有田方面のホーム。車両はどちらもMR600形

こちらのMR600形に乗車します

駅を出るところで、留置線のMR600形の姿も見えました
松浦鉄道ですが、2020年3月に第三セクターの地方鉄道としては珍しく、交通系ICカード「nimoca」に対応しました。
「nimoca」は西日本鉄道の交通系ICカードで、suicaを始めとする交通系共通ICカード利用に対応しています。



精算機で車上nimoca取り扱いに対応。元々「長崎スマートカード」という長崎電気軌道や地元バス事業者と共用で独自のICカードを使っていましたが、昨年3月に「nimoca」へ切り替えられました


本来、海岸線を走る松浦鉄道は景色が良いのですが、天気が悪くてどんよりした風景になってしまいました


松浦駅で列車交換の間に撮影
この後はたびら平戸口駅へ向かいます。以下、次回。
津波が無かったのは幸でしたが、物理的な被害は徐々に明らかになっていますし、怪我人も多数出ているようです。皆様の無事をお祈り致します。
2020/11/21-23の3連休で九州北部へ行ってきた話の続きです。
11/22の朝は、博多駅からスタート。この日が筑肥線方面へ向かうため、福岡市地下鉄空港線に乗車します。
福岡市地下鉄(なぜか福岡市営地下鉄とは言わない)空港線は、福岡空港から博多、中洲、天神、唐人町を経由して姪浜へ至る路線ですが、姪浜から先はJR筑肥線と乗り入れしています。ただし、福岡市地下鉄の車両は筑前前原までしか入らず、福岡空港からの直通電車はJR九州の303系と305系に限られます。一方で筑肥線の筑前前原〜西唐津では今も103系1500番台の3両編成が現役です。今回は直通列車で西唐津まで乗車しました。

303系の福岡空港行き。これの折り返しに乗車しますので、ここではお見送り

筑前前原行きの福岡市交通局1000系。セミステンレスで一度更新工事しているとは言え、登場から40年経過しており、2023年度から置き換える予定が検討されています


引き続き1000系。今回は2000系は見ませんでした


福岡空港から折り返してきた303系に乗車します。筑肥線内快速で、1時間15分程度。ロングシートですけど、車内にはトイレがついているので安心です

西唐津へ到着

終点西唐津駅。車庫のある駅ですが、業務委託駅なので土日は人が居ないようでした
西唐津到着後は唐津に戻って唐津城のドラクエウォークのお土産を回収しました。
とは言っても、唐津城にそこまで近寄る必要も無かったので、早稲田佐賀中学・高校の辺りで取れました。

早稲田佐賀中学・高校の辺りから見た唐津城。昭和の時代に作った模擬天守でして、実際には天守は無かったのではと言われています
唐津駅に戻ったら、今度は伊万里方面へ向かいます。
筑肥線は姪浜〜唐津の電化区間と、山本〜伊万里の非電化区間が有り、この後は非電化区間に乗ります。(山本〜唐津〜西唐津は正確には唐津線)
非電化区間は閑散路線なので、大半がキハ125形の単行運転で、一部キハ47形が入ります。

唐津駅。地方にありがちですが、駅は町の中心部から少し離れています。高架駅で、駅舎内に土産物屋や飲食店が入っていて、名産のイカシュウマイなども購入できます

筑肥線の103系1500番台。以前は6連が福岡空港まで乗り入れていましたが、6連は305系に置き換えられて全廃済み。いつまで現役でいられるでしょうかね


キハ125形に乗車して伊万里へ向かいます




伊万里駅に到着。伊万里駅は1面1線しか無い折り返しホームになっています


伊万里駅は道路を挟んでJR筑肥線と松浦鉄道が別れており、駅の間は連絡通路または近くの横断歩道で渡ることになっています。当然、線路は繋がっていません。2002年に現在の形になったそうで、それまでは同じ駅舎を共用していました
伊万里駅では、周辺で食事を済ませてから松浦鉄道へ乗り継ぎます。
松浦鉄道は、国鉄・JR九州松浦線を1988年に継承した第三セクターで、有田〜伊万里〜佐世保の西九州線1路線のみです。ただ、運転系統としては、有田〜伊万里と、伊万里〜佐世保で分離されています。なお、かなり長時間(伊万里〜佐世保は約2時間半)運転されますが、単行の気動車にトイレが無いです。なので、伊万里から佐世保まで乗るには、どこかでトイレ休憩を設けた方が良いです(列車のダイヤによっては松浦駅などで長停車があります)。

伊万里駅ホームで見た松浦鉄道。右が佐世保方面、左が有田方面のホーム。車両はどちらもMR600形

こちらのMR600形に乗車します

駅を出るところで、留置線のMR600形の姿も見えました
松浦鉄道ですが、2020年3月に第三セクターの地方鉄道としては珍しく、交通系ICカード「nimoca」に対応しました。
「nimoca」は西日本鉄道の交通系ICカードで、suicaを始めとする交通系共通ICカード利用に対応しています。



精算機で車上nimoca取り扱いに対応。元々「長崎スマートカード」という長崎電気軌道や地元バス事業者と共用で独自のICカードを使っていましたが、昨年3月に「nimoca」へ切り替えられました


本来、海岸線を走る松浦鉄道は景色が良いのですが、天気が悪くてどんよりした風景になってしまいました


松浦駅で列車交換の間に撮影
この後はたびら平戸口駅へ向かいます。以下、次回。
また、年賀状ありがとうございました。
松浦鉄道、駅数が多いと言うイメージがありますが、それがために乗車時間も長くなりますよね?転換後は乗ってませんため興味があります。
93.8kmに57駅ですから、平均すると駅間が2km未満なので都会並みです。
特に佐世保中央〜中佐世保は200mしか無くて、路面電車以外では日本一短い駅間ですし。
私は逆に転換後しか乗っていません。
最初来た時は初期型のMR-100形、200形もいましたが、今はほとんどMR-600形だけになりました。
車内にトイレが無いので、乗り鉄趣味的にはなかなかの難所です。長良川鉄道と良い勝負のような。