
12/21-22に行ってきた撮影旅行の3回目です。
12/21の昼過ぎに新潟駅にたどり着き、2時間ほど撮影しながらのんびりした後、この日の目当ての列車がやってきます。
お目当ての列車はE653系1000番台「いなほ」。かつて常磐線で「フレッシュひたち」として走っていたE653系が改造されて、「いなほ」用に転用された姿です。
新潟地区の485系は、村上~梶屋敷の直流1500V、村上~秋田の交流20000V50Hz、梶屋敷~金沢の交流20000V60Hzで定期特急「いなほ」「北越」の運用があるので、唯一485系の3電源対応が生かされています。それを置き換えたE653系1000番台は、現在は「いなほ7号」「いなほ8号」に限定運用。来春のダイヤ改正からは「いなほ」運用のほとんどがE653系1000番台になるようです。E653系も車両自体は3電源に対応していますので、保安装置装備と乗務員訓練をすれば「北越」運用も可能なはずですが、来年度末の北陸新幹線開通と同時に「北越」がなくなってしまう可能性が否定できないので、結局3電源を使わないままになるかもしれません。
さて、今回はE653系1000番台になって、初めて導入されたグリーン車をチョイスしました。E653系は常磐線時代は通勤用としてモノクラスで登場しており、グリーン車がなかったのですが、今回の転用で秋田側の先頭車がクロE652-1000となり、かなり豪華な作りのグリーン車になっています。

新潟駅に入線してくるE653系1000番台

485系は6連だったが、E653系1000番台は7連。新しい塗装は「フレッシュひたち」時代よりも優雅だ

入線するE653系1000番台

ほんのわずか、485系「北越」と並ぶ。この後すぐに「北越」は発車したが

入線したE653系1000番台「いなほ」

跨線橋から見下ろす

発車を待つE653系1000番台「いなほ」。今回はトップナンバーとなったU101編成

この車両がクロE652-1001

反対側の先頭車

E653系の第二の人生は秋田と新潟を結ぶ日本海特急である

普通車の車内。シートモケットはリニューアルされている

グリーン車へ入る


2号車側の車端部は展望スペースとなっていて、日本海の景色を楽しめる

座席はわずか3列シートが6セットで18席。E5系のグランクラス並みに少ない座席。これは元々2席のスペースだった所を1席にしたため。また、1席ごとに仕切りの板が有り、プライベート空間的になる

2人用座席

1人用座席

1人用座席を傾けるとこんな感じ

座席脇の板も雅
今回は米坂線への乗り換えのため、坂町までの40分少々の乗車でしたが、1列グリーンは快適でした。新潟から坂町までだと特急料金500円+グリーン料金1000円なので、指定席料金+500円程度ですから、短時間を快適に過ごしたいという人には良いと思います。

車内から。すでに夕暮れに近い

1列席は山側であるが、2席分の窓を1人じめできる。E5系グランクラスは窓が小さいけど、E653系は窓が大きいので、旅好きにはお勧めできる

坂町に到着


坂町で追い抜きだったキハ40形+キハ47形の普通列車。村上ー間島にデッドセクションが有り、新潟には普通列車用車両の交直流電車の配置がないことから、この区間を通過する普通列車は気動車である
坂町駅では米坂線に乗り換えです。
米坂線の全線を通るのはキハ52形がいた時代以来で実に10年半振り。今泉~米沢は4年半前に乗っているんですが、なにぶん大雪が降ると必ず止まる米坂線なので、昨年2月も大雪で通れませんでした。今回は地元新潟トランシス製気動車キハE120形2連で前線を通ります。この日は雪は米沢近くでは降っていましたが、道中ではあまり降っていなかったので、ほぼ定刻で運行されました。

坂町駅の駅舎


発車を待つキハE120形

駅の改札口側から撮影

キハE120形の車内。今時なセミクロスシート

小国駅で行き違いのための停車

小国駅ホーム。右側は行き違いのキハ110系

キハ110系が先に発車。こちらはもう少し時間調整で停車である

キハ110系の去った小国駅ホーム

キハE120形を反対側に移動して撮影

小国駅駅名標

この辺りでは数少ない有人駅である小国駅

静かな雪景色の小国。真っ暗だが、空に雲があって星が見えなかったのは残念。ここならきれいなんだろうけどなあ

今泉でも長時間停車。山形鉄道と連絡する

今泉駅のホームで

今泉駅の駅名標

長い乗車時間を経て、米沢に到着


米沢に留置されていたキハ110系
この日は高畠駅のフォルクローロ高畠で宿泊することに決めていたので、ちょっとだけ奥羽本線に乗って高畠へ向かいました。
米沢近くのビジネスホテル宿泊でも良いんでしょうけど、フォルクローロ高畠は駅そのものだし、なにしろ温泉付きなので(駅の温泉施設太陽館を利用できる)。

乗車した719系5000番台


待ち時間にE3系2000番台「つばさ」が入線。こちらの方が少しだけ高畠に早く着くのだが、その差はわずかなので乗る必要は無い

山形側からも719系5000番台が到着

高畠で下車

高畠駅の駅舎
ずいぶんと遠回りをしつつ、撮影しながら高畠にたどり着き、この日は高畠で泊まりました。
次回は12/22の話ですが、12/22は朝に撮影しただけで東京に帰らなければならなかったので、次回でシリーズ最終回です。
12/21の昼過ぎに新潟駅にたどり着き、2時間ほど撮影しながらのんびりした後、この日の目当ての列車がやってきます。
お目当ての列車はE653系1000番台「いなほ」。かつて常磐線で「フレッシュひたち」として走っていたE653系が改造されて、「いなほ」用に転用された姿です。
新潟地区の485系は、村上~梶屋敷の直流1500V、村上~秋田の交流20000V50Hz、梶屋敷~金沢の交流20000V60Hzで定期特急「いなほ」「北越」の運用があるので、唯一485系の3電源対応が生かされています。それを置き換えたE653系1000番台は、現在は「いなほ7号」「いなほ8号」に限定運用。来春のダイヤ改正からは「いなほ」運用のほとんどがE653系1000番台になるようです。E653系も車両自体は3電源に対応していますので、保安装置装備と乗務員訓練をすれば「北越」運用も可能なはずですが、来年度末の北陸新幹線開通と同時に「北越」がなくなってしまう可能性が否定できないので、結局3電源を使わないままになるかもしれません。
さて、今回はE653系1000番台になって、初めて導入されたグリーン車をチョイスしました。E653系は常磐線時代は通勤用としてモノクラスで登場しており、グリーン車がなかったのですが、今回の転用で秋田側の先頭車がクロE652-1000となり、かなり豪華な作りのグリーン車になっています。

新潟駅に入線してくるE653系1000番台

485系は6連だったが、E653系1000番台は7連。新しい塗装は「フレッシュひたち」時代よりも優雅だ

入線するE653系1000番台

ほんのわずか、485系「北越」と並ぶ。この後すぐに「北越」は発車したが

入線したE653系1000番台「いなほ」

跨線橋から見下ろす

発車を待つE653系1000番台「いなほ」。今回はトップナンバーとなったU101編成

この車両がクロE652-1001

反対側の先頭車

E653系の第二の人生は秋田と新潟を結ぶ日本海特急である

普通車の車内。シートモケットはリニューアルされている

グリーン車へ入る


2号車側の車端部は展望スペースとなっていて、日本海の景色を楽しめる

座席はわずか3列シートが6セットで18席。E5系のグランクラス並みに少ない座席。これは元々2席のスペースだった所を1席にしたため。また、1席ごとに仕切りの板が有り、プライベート空間的になる

2人用座席

1人用座席

1人用座席を傾けるとこんな感じ

座席脇の板も雅
今回は米坂線への乗り換えのため、坂町までの40分少々の乗車でしたが、1列グリーンは快適でした。新潟から坂町までだと特急料金500円+グリーン料金1000円なので、指定席料金+500円程度ですから、短時間を快適に過ごしたいという人には良いと思います。

車内から。すでに夕暮れに近い

1列席は山側であるが、2席分の窓を1人じめできる。E5系グランクラスは窓が小さいけど、E653系は窓が大きいので、旅好きにはお勧めできる

坂町に到着


坂町で追い抜きだったキハ40形+キハ47形の普通列車。村上ー間島にデッドセクションが有り、新潟には普通列車用車両の交直流電車の配置がないことから、この区間を通過する普通列車は気動車である
坂町駅では米坂線に乗り換えです。
米坂線の全線を通るのはキハ52形がいた時代以来で実に10年半振り。今泉~米沢は4年半前に乗っているんですが、なにぶん大雪が降ると必ず止まる米坂線なので、昨年2月も大雪で通れませんでした。今回は地元新潟トランシス製気動車キハE120形2連で前線を通ります。この日は雪は米沢近くでは降っていましたが、道中ではあまり降っていなかったので、ほぼ定刻で運行されました。

坂町駅の駅舎


発車を待つキハE120形

駅の改札口側から撮影

キハE120形の車内。今時なセミクロスシート

小国駅で行き違いのための停車

小国駅ホーム。右側は行き違いのキハ110系

キハ110系が先に発車。こちらはもう少し時間調整で停車である

キハ110系の去った小国駅ホーム

キハE120形を反対側に移動して撮影

小国駅駅名標

この辺りでは数少ない有人駅である小国駅

静かな雪景色の小国。真っ暗だが、空に雲があって星が見えなかったのは残念。ここならきれいなんだろうけどなあ

今泉でも長時間停車。山形鉄道と連絡する

今泉駅のホームで

今泉駅の駅名標

長い乗車時間を経て、米沢に到着


米沢に留置されていたキハ110系
この日は高畠駅のフォルクローロ高畠で宿泊することに決めていたので、ちょっとだけ奥羽本線に乗って高畠へ向かいました。
米沢近くのビジネスホテル宿泊でも良いんでしょうけど、フォルクローロ高畠は駅そのものだし、なにしろ温泉付きなので(駅の温泉施設太陽館を利用できる)。

乗車した719系5000番台


待ち時間にE3系2000番台「つばさ」が入線。こちらの方が少しだけ高畠に早く着くのだが、その差はわずかなので乗る必要は無い

山形側からも719系5000番台が到着

高畠で下車

高畠駅の駅舎
ずいぶんと遠回りをしつつ、撮影しながら高畠にたどり着き、この日は高畠で泊まりました。
次回は12/22の話ですが、12/22は朝に撮影しただけで東京に帰らなければならなかったので、次回でシリーズ最終回です。