秋に入り 団地の花壇に 今年も 見落としそうな 地味な花が 咲いていた。今年は その花に「シクラメン」の名札が付いていた。昔「シクラメンのかおり」でよく耳にしていた花、毎年今頃咲いていたと思うも 歌では有名も 今回 初めて現物の花と名前を知り 改めて見直した。
1975年 レコード大賞 受賞曲。何となくメロデイは 記憶にあったが 特に 花の色ごと(真綿色・・、薄紅色…うす紫…)の歌詞を見て さすが小椋佳作詞 現物 シクラメンを見て とてもいい詩だと改めて認識した。
シクラメンのかおり 作詞・作曲 小椋佳 歌 布施明
真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない
出逢いの時の 君のようです
ためらいがちに かけた言葉に
驚いたように ふりむく君に
季節が頬をそめて 過ぎてゆきました
うす紅色(べにいろ)の シクラメンほど まぶしいものはない
恋する時の 君のようです
木(こ)もれ陽(び)あびた 君を抱(いだ)けば
淋しささえも おきざりにして
愛がいつのまにか 歩き始めました
疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう
うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない
後ろ姿の 君のようです
暮れ惑(まど)う街の 別れ道には
シクラメンのかほり むなしくゆれて
季節が知らん顔して 過ぎてゆきました
疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう
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