おじい様の独り言

地球一周ウオーキング(4万キロ)に挑戦、 2018.1 目標達成
『おじい様・・』は孫との会話中に 生れた固有名詞です

1138話 「秋は夕暮れ」は 「秋はあけぼの」にも

2013-10-11 | 花鳥風月水木

  

10月になっても  熱帯夜 日中も 30度を こえている。しかし 日の出前の武庫川の朝焼けが驚く色で魅せてくれている。この色の分刻みの東の空の変化を楽しんでいる。 枕草子の一節の次ぎの名文「秋は夕暮れ」が有名も どうしてどうして 「秋のあけぼの」も春に負けない 魅力十分。

  枕草子 (清少納言)   春はあけぼのやうやうしろくなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる 夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。 雨など降るもをかし。 秋は夕暮れ          
 夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。
まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。 日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず

 


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1 コメント

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Unknown (中国迷爺爺)
2013-10-11 13:28:56
 日が落ちると涼しい風が吹いてくるのが秋の夕暮れの風情ですが、このところ暑さが厳しく秋の夕暮れを堪能することができません。枕草子とは違った意味で「いとおかし」ですね。
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