ひねもす日報

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将棋を巡る冒険 

2016年08月10日 | 将棋
 8月に入って家族旅行で大阪へ行った。ソフトバンク戦を観戦する
ことが趣味の夫曰く、「息子の棋戦も同じように見ている」とのことで、
「将棋修業の旅にしない?」と提案される。興味が将棋一本の息子、
せっかく日にちとお金を使うなら楽しんでほしいのがオヤゴコロなわけで
わたしも賛成。そうなりゃ大阪将棋会館しかなくない?
他に指せるところは思いうかばん。ちなみに息子は昨年夏より行かせて
いる「お子様単身旅(昨年夏はキャンプ二泊、今年の春はJAXA体験)」、この夏は
将棋の旅へ行った。朝6時半起床7時対局開始を二回やる旅。ご飯、風呂、夜の花火以外
全部将棋という旅。「早くまた行きたいー」と、戻った二日後に言っていた。

 さて、大阪旅。日が近づくにつれ、夫が初日に西遊棋の将棋大会を発見したり、
わたしが森信雄先生のツィッターで子ども将棋特訓コースを発見したりで、
そこそこイベントも入れられた。森先生に関しては電話で直接問い合わせをした
際、ホント気持ち上がった。「本当はうちの教室の子ォだけやけど、夏休みだから
いいですよ」と優しく言って頂けた。昨年「聖の青春」を読んでいた身として、
あの森先生に謁見!!の旅。

大阪着いて荷物をホテルに預けて弁天町まで行って西遊棋の将棋大会へ。
翌日は兵庫県の森先生自宅で開催される将棋教室へ参加。
待っている間に近くの仏閣へ行った
大阪に戻り関西将棋会館へ。大阪の将ちゃん
その次の日は京都へ。
わたしが京都の梅湯さんに行きたかったため
東山将棋センターで指す息子。最終日は新幹線発車の時間まで関西将棋会館で指していた。本当は十三の将棋道場へも行こうかな?という気持ちで宿も近くにとったが、今回は行けなかった。十三は中州みたいな町だが、近くにドンキホーテや商店街があり「ちょっと目薬買う」なんてときにとても便利で交通の便も今回我々が行った場所からはアクセスが良かった気がした。

 わたしの旅、将棋編ではやはり森先生に会えたことー(感涙)。「ここかなー?」と場所を探した時、先生のブログで見たあの風景、この風景。「このお庭は、ヨウムの金太郎を日向ぼっこさせながら先生がすいとんを食べている写真を見たことがあるから、この家だ!」と迷わずピンポン(森マニア)。「今日は生徒に3人キャンセル出てねぇ」と、子ども3人+先生一門の奨励会員一名というメンバー。会員君は14歳。こんなに若くて自分の将来を決め、努力しているのだなぁ。天野貴元さんや今泉さんの本を読み、奨励会が壮絶な場所であるという認識の自分。途中抜けて仏閣から戻ると奥様が昼食の支度中。この様子も良かった。森先生は自然体+人格者を足したら、何という表現になるんだろう。この方にしかない雰囲気があったようにわたしは思う。聖の青春で「何でほっぺた触ってもらい」だったのですか?と尋ねたかったことも聞けて胸いっぱい。他の子同様、直筆で指した将棋へのアドバイスを下さった。
わたしの宝物にします

 この旅中でシンフォニーホールや前田アパートも見に行けた。帰宅翌日がちょうど村山さんの命日で、「聖の青春」を再び読む。すると前田アパートやライラックマンション、連盟などの距離感が分かり、また別の感じで読めた。

 
コメント (4)
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