洗礼

　キちゃいました。ヤっちゃいました。恐れていた事態発生。

　今朝四時半。夫がセガレ発熱しとると氷枕を設置していた。わたしは眠り始めて三時間。もっとも深く眠っていたにも関わらず、寝込みを襲われた侍並みに覚醒。一気に目覚める。確かに発熱しとる…。七時。保育園ノート用にいつも検温する時間。保育園検問に引っかかるのは七度五分。今朝は七度五六分と大変微妙なライン。予約しとらんからキャンセル待ち覚悟で隣町の病児保育へ連れて行くか、昨日も日中は元気だったので座薬入れて園へ送り込むか。選んだのは後者。座薬は八度五分以上で一本投入という指示なので、半分投入して登園させた。

　が。職場に着いた途端に電話が保育園より。「八度三分。お迎えコイ」。はーーーー↓。初めてのことに狼狽しつつも、子持ち里遠しで働く母親の洗礼。いつかは通る、逃げ切れはしない道。すぐに病児保育に電話をしたが込み合っており定員満員とのこと。諸々上司や職場の方々と相談交渉させて頂き、帰られることに。「すみません、ごめんなさい、（便宜を図って下さり）ありがとうございます」の三つのことばしか出てこないし何回発しても足りない気持ちで一杯。帰宅しながら次回出社の日にもしまだ病状が悪かったらのシュミレーションをする。これ以上穴を開けるわけにはいかない。病児保育か、病児シッターか。ぐるぐる考えながら今週日曜日は休みになっていたが、人が足りなさそうなので代替に勤めに出る案を夫に聞いてみる。夫が子どもを診てくれなければこの案も可決しない。
　子どもが生まれるまでは「人に迷惑をかけない」をモットーにやってきた。博多にいたころはそうでもなかったのだけれども、いつの頃からか夫にさえ迷惑をかけないように注意していた。だからセガレが生まれて夫と協力協調しながら育児をやることが始めは苦痛だった。そして今回の件…。今までも無い中で拾ってくれた今の職場には感謝していたが。どんなキレイゴトを並べたところでわたしの抱えるハンデは大きく「相手にしたら迷惑」なことだと認識しておかなくては。そしてその迷惑をかけないように最大の努力をしなくては。

　セガレを迎えに行ったら正座をした担任の先生の胸にほっぺたをくっつけてコアラの親子のような姿になっていた。こりゃきつそうだ。迎えてセガレの容体について気付いたことや熱の推移を紙切れに書き落とす。それを持って昨日は休みだった馴染み小児科へ。昨日は診てもらえなかった口の中をみられたら「口内炎がたくさんできている。口内炎を伴う夏風邪が今流行っている」とのこと。熱は来週始めまで続くかもと言われ、その小児科に併設された病児保育園に予約の電話を入れる。セガレがアレルギー体質なことと口内炎を踏まえて、その病児保育園で使っている粉ミルクを分けられる。これで栄養を摂れということ。ミルクとして飲ませる他にミルク粥にしたりミルクゼリーにしたりしてみてとのこと。ゼラチンうちにあったような。処方箋もたくさん出た。飲ませるのは骨が折れる作業だが（二年間投薬し続けても慣れない）やるしかねぇ。

足元

　午前中の様子をみて、病院が午後からで良さそうやったら午前中は託児付きジムへ行くつもりやった。７月に組手世界一の師匠をお招きしての３時間ぶっ通し稽古が決定したからには体力つけとかな話にならん。しかし朝の検温で８度越えやったので午前中病院にする。
　とはいえその前に、洗濯して掃除機かけて床をぞうきんがけして、お風呂場カビ除去して玄関拭いて。やるべきことをやるとすっきり。買っておいていたスティック状のルームフレグランスも設置。
　病院に着いて検温したらもう７度台に落ちていた。「座薬入れたのと汗かいたので熱下がっちゃったのかもね。保育園行ってたら、色んなウィルスもらって風邪ひきますよ。現状、抗生物質出すほどでもないので、念のため今日はお風呂控えて、熱がこのままなら明日登園していいです」とのこと。シロップの薬を一種類もらって終了。怖い女医のところへ行ったのだが今日は珍しく機嫌がよかった。いちばんよかったのは偶然にもわたしの休日だったこと。こればかりはわたしの努力ではドーニモならん。
　帰路にプランターを買う。春先から育てているシソが予想以上の育ち振りで、鉢を大きいものに変更するつもりなのだ。

　画像は通勤時に履いているスニーカー。近年スニーカーって履きよらんやったけれど、もう今は相棒というくらい頼っている。保育園までの自転車（高速）、１３キロあるセガレを抱っこしてのダッシュ＆階段、駐輪場から駅までのダッシュ、足が浮いてしまうほどの満員電車、人が多すぎて最初の一段目が見えない改札までの階段などに対応するのはこいつ以外に考えられない…。ついでに写したのは部屋ばきの雪駄。足裏面が畳素材ということばに惹かれて注文したら、ずいぶん無骨なthe 雪駄！みたいなものが届いた。まぁ、履き始めたらそれなりにいいもんです。

９℃キタ

マリエンから帰った夜にセガレ９℃越え発熱。熱が苦しいのか眠らないので初めて座薬を入れた。明日は小児科だな。

夜景

　最近は６時前から活動するので２１時にはHPがなくなる。もう眠たくて眠たくて無理でだいたいセガレを寝付かせながら眠ってしまう。しかし昨晩は化粧をmarks&webのメイク落としでくるくるやって濡れたコットンで拭いただけだったのでずーっと顔が化粧臭くて。それでも眠ってしまっており。２４時半頃起きて風呂っすわ。風呂上がって空手用にしっかりストレッチやって、仕事用に骨盤整えるストレッチやって、空手用に腕立てまでやった。保育園連絡ノートを書いて２５時半にもう一度寝た。

　明日は仕事が休みだもんで、明日が土曜日な気持ち。明日ゴンチチのラジオがあるんじゃないかとさっき思った。そんな一人週末気分で「どこか行きたい」熱。今くらいの季節は夜の散歩も気持ちいい。蚊がまだいないしね。そんな訳で会社に持って行った水筒に再び麦茶を入れて車に乗り込み川崎マリエンへ夜景を見に行く。みなとみらい地区と東京タワー、お台場方面が特にきらきらだった。わたしは高いところからの夜景がすき。これは初めて油山の夜景を見たことが起因している。あれは衝撃だったのよ、当時。マリエンは不倫カップル（と思しき）と三脚担いだおじちゃんだけだった。川崎の工業地帯は昼に行くより夜だなー。

●今日のセガレ　２歳２カ月●
　保育園ノートや担任から「指先のことができない」「歯磨きのときにじっとしていられない」「服の着脱が自分でできない」とここ数日立て続けに保育ノートや口頭で指摘される。最初は「そういうこともあろうたい」と流していたが、続くと気になって。しまいにゃ２１時に寝たので夜夫と会話ができず、会社へ行く支度をする朝６時前の夫に泣きながら事情や心情を吐露する始末（末期）。わたしとは違う夫の考え方を聞き納得し、多少落ち着いたが、こちらの意見をまずは夫が保育ノートで担任に伝え、その後わたしの気持ちもノートに書いた。そしてどうにか和解した本日。
　二才やそこらの●●（この●●は何でもいい）ができるなんて、猿回しの猿に芸を教えるようなもん。芸を仕込めば稼ぐ猿になるしそうでなければ野生の猿。セガレが●●ができないのは仕込んでいない親の責任。「うちの子、もう●●できるのよー」という発言が大嫌いだったので芸を仕込むのは嫌いだったのだけれど、●●が出来なければセガレが保育園で暮らしにくいのであれば、嫌でも仕込むしかない…。まぁ、三つ子の魂っていうからね、今やっとかな先ではドーニモならんこともあろうけん、悲観的にならずに取り組もう。

　今朝の検温７度８分。この３０秒体温計は少々高く出るが、それをさし引いても保育園の検問に引っかかる７度５分はあるだろう。そういえば咳をしている。あわてて残っていた風邪シロップを飲ませ必殺アクアライト。これは一見赤ちゃんポカリだが違って、小児科医にすすめられたのだがこれ飲むと点滴と同じ威力があるとのこと。朝からガブ飲みさせて薬と一緒に園へ持ち込む。それでどうにか呼び出しの電話はなかった。本日、買おうか迷っていたアクアライトダースを発注。