少しずつ用事を済ます

　博多から帰って以来もんやり気分。長期間仕事も家事もしなくて良くて、自分の好きなように動いていた訳だから、帰省ボケをして当たり前と諦めつつも、スッキリしやしない。ここ最近、自分が自分でないような感じがする。自分に戻りたいし、前に進みたい。昨年は余り自分について考えないようにしてきた。そうしても、良い結果が得られない気がしていたので。でも今年は少し考えても良いだろう。
　こんな時期は気休めだろうが、豆乳だのカルシウムだの身体に良い物を摂取し、新聞でも読んで「世間では今このようなことが起こっている」と視野を広め（放っておくと音楽と自分が好きな物にしか目を通さないので、世間知らずになり世界が狭くなりヨクナイ）、先延ばしにしていたせねばならぬことをコツコツと終わらせて小さな達成感を味わうと良い気がする。
　最近は、亡き母が使っていた時計を、もう一度使おうと電池を交換してベルトの長さを調整した。ここ数年使っていた文字盤の大きな時計も気に入っていたが、３年ほど続けて使用したので、もう一度母のを使用しようと思ったのだ。
それと、昨年夏から修理に行かなくては思っていた伯母から譲り受けたグッチの鞄の修理にやっと行けた。
　残りのバーゲンで買いたい靴下屋の花柄スパッツも、何かと出場率の高い黒のパンプスも、物色する気持ちに何だかならない。物欲の低下は気持ちの低下に通じていると思う。お財布には優しい時期なので良いかも知れないが…。お金で買えない物もあるということ。