ひねもす日報

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問いつ問われつ

2019年04月12日 | Weblog
 「逆に何で聞かないんですか(・・?」。今年に入って研修に行った講師による
質問した方の回答。良い意味で衝撃で心にメモしたのにもう忘れそうになっていた。
自分のことを答える分には構わんのやけれど「あなたは?」とわたしが
問うことは避けていた。何でやろか。自分には聞かれたくないことはほぼない。答えを言いよどんだ
ことはその時点で自分の弱点や弱くなっていること、ウィークなことなんやなと
気づいて「そうかそうか」と発見したり対応したりするぐらい。
相手に「あなたは?」って何で聞けなくなっていたんだろう。それは一体いつからなんだろう。
出産前、酒場では聞けていた気がする。出産して時間がなくなってからかなぁ(・・?
赤子が寝た、じゃ自分もツケマイ(競艇用語。連休暇やから久しぶりに競艇行こうかな)的に
今寝らないかん、保育士の勉強し出したり空手の審査受けるけん稽古せないかん、みたいな時、
時間や生産性を求めて帽子や鞄、手袋にスカーフはそぎ落とした暮らしやった。修飾語のような部分。
「暮らしの中で家族との会話も指示ばかりになっていませんか?」という話も
どこかで読んだ気がする。
 最初の言葉は、わたしのように相手へ聞き返したり質問や投げかけをし辛い方への
講師の言葉やった。ハっとした。指示や必要なことではないことを話さないと
相手のことは分からない。会話しても分からないこともたくさんあるのに。
これからは相手へ質問や問いかけるのを恐れないようになりたい。

 写真はお台場。the 東京!な風景を見ると「おぉ!!」と思ってしまう。

●椎名誠●
 昔プランニング秀巧社に働きよったころ、そこの守り神のような先輩がいた。
彼女がフリーペーパー「夏の樹通信」に書いた文章の中で椎名誠氏のことを知った。
そこから椎名さんを読んで面白くてハマった。北九州のどこかの大学と、椎名さんの
ホームである池林房で椎名さんの講演を聞いた。息子が「岳物語」を塾の国語で
読んだという。椎名さんのプロレス技で岳を起床させるシーンにクラスが爆笑やった
とのこと。「こうやって岳を起こすんだよ!」と足をクロスさせて描写を体現する
息子。プロレスを観たこともないのに。これが椎名さんの文章力か!と
感じ入った。
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