青砥将棋祭り2018/残り物には福が

　

　最近は将棋大会へ行くことも少なくなり、時折行く大会の引率は夫。「待つ」ってけっこう疲れる。夫は苦にならないよう
だ。子と父の二人時間もいいよねってんでお任せしている。わたしの担当将棋部門は
両国将棋塾への引率だったがそれもなくなった。今やりよるのは将棋の先生たちとのやり取りぐらいか。
毎年連休は将棋の大会がたくさん行われる。過去２年は張り切って色々行ったが、「もういーよねー」みたいにわたしは
なり、夫が探して申し込んでくれたやつに引率してもらっていた。
　そんな中。博多引っ越し手伝いから帰宅して間もなく疲れていた時に見つけた、青砥将棋祭り。「松尾歩杯」とある
ではないかΣ（・□・；）。人ってどんなに疲れていても好きなことには動けると知ったね。急ぎ参加希望のメールを出す。
最近はネコノヒー読むのだけが日々の楽しみで。心が動くと疲れるからか、動いても元の平常値に戻るのがばり早くなっていた。
今まで心の動き第一に生きてきた自分としては不思議な感覚。「常是平常」って感じ？よく言えば。毎朝息子に朝刊に
掲載されている将棋の棋譜を切り取ってあげているのだが、時々面倒で数日間休む。先日久しぶりに再活したら
松尾八段の棋譜の第四回になってて( ；∀；)！

「まっつんの棋譜やった～( ;∀;)。見逃した、まっつん掲載されるときは誰か教えて～( ；∀；)！」とかあほみたいなこと
言うぐらいまっつん好きだったので松尾杯へ息子とレッツゴー！

　所司将棋センターの青砥店は初めて行った。駅からすぐ。大会申込時にやり取りした席主の菅さんとご挨拶。素敵なおじ様。ナイスミドル。
将棋会の窓口的なおじ様数名と近年やり取りさせて頂きよるのやけれど、皆様熱中するものがあるからか、素敵な方が多い。
大会開始直後はまっつんおらず。大会商品プレゼンターの時にやって
くるのかな(。´･ω･)?とセンターを出た。近くをぶらりぶらりとする。凄い日差し。うちの近所の本やには売りよらんジュニア　アエラが
販売されていたので息子に買ってあげる。いつもは図書館でレンタルするしかないもの。午後からは見る将イベントになってしまうので
指す将の息子は持てあますかなと雑誌を与える方向で。午後近くにセンターに戻ると「今松尾八段が走って到着されました！」と
紹介されていた。ちょうどよかった。昨年津田沼の所司将棋大会で見た以来のまっつんは、何だか瘦せてさらに格好よくなっていた気がする。

　午後のイベントを前に息子とご飯休憩に入る。蕎麦スキの息子と蕎麦やへ。ご夫婦のみで切り盛りされていた。出てくるのばり
遅い…。空腹でTASTYのお料理動画を何本か見る。頂いた蕎麦は大変美味しかったんやけれどお腹空きすぎて息子は「お代わりしたい」という。
店を出て「新しくなったファミポテ食べたい」というわたしの希望でファミマへ行くもポテトが売っておらず( ；∀；)！
他のものを食べる。朝、リュックにおにぎりをこさえてきたことは忘れていた。
　食べて戻ったら「大会の参加賞もらった？」と席主に言われ、頂いていなかった息子。大会には低学年の子も出場するからだろう＆
もうみんなが選び終えた袋を前に賞品を探す手が止まった息子。それを察知したスーパー席主は「あ、あれがあった！」とその袋の底辺からA4の紙の束を
取り出した。そこにはプロの棋譜の束がΣ（・□・；）。「これ、詰め将棋選手権でお馴染みの宮田先生に、何か景品下さいって
頼んだらくれた」とおっしゃる。宮田先生の棋譜ではないから、おそらく研究用だろう。関西将棋会館からファックスで
着たとおぼしき物もあった。「牧野先生の超ロング手数の棋譜！」「藤井くんとダニちゃんのだ！」ともう興奮しまくり。

　すっかり女性ファン多い店内。まっつん人気。解説終わったらセットを変えて渡辺棋王登場。

ナベも毎年所司将棋のイベントでお見かけしてはいたがこおんな近距離は初めて＆二度とないやろお。
まっつんとナベが並んで話すってだけでもみたことないのにまさかの記念対局、有り得ないほど短い持ち時間での超早指し。
その後二人で大盤やってくれて。

ナベの解説は分かりやすくてすごいなー。誰かに話し方似とると思ったら息子の塾の担任。頭いい人ってこんな話し方するのかなーと
思いながら拝聴。その後ナベとまっつんに挟まれての記念撮影会。見れば女性ファンの列。スマホで自分のイケフェイスをお作りになっている
方も。みんな余念がない？わたしも息子とともに両先生に挟んで頂いて撮って頂く。その後お二人と握手。まっつんの手は覚えていないんやけど、
ナベの手が柔らかかった…。６年前、保育士資格試験実技の
順番を待つ廊下と同じくらいの心拍数。
所司さんとこの将棋イベントは３年目やったばってん、今年が一番楽しかった。まっつん祭り。