薬膳料理で大事な事はいくつかありますが、比較的実践しやすいのは
* 食材を丸ごといただく
* 塩分を控える
だと思います。
できる範囲でじゅうぶんだと思いますけどね。
野菜の皮は剥いた方が食べやすいものもあるし、農薬などの問題が気になる人もいるでしょうし。
それがストレスになっては本末転倒です。
ただ、減塩に関しては慣れもあるので、外食等で濃い味付けに慣れている人は注意が必要かもしれません。
以前テレビで
「外食は、なるべく多くの人に美味しいと感じてもらう為に濃い目に味つけにするんだ。」
と人気店の有名シェフが後輩に指導しているのを観ました。
当時外食の味が濃いのが苦痛で、でも周りの人はみんな美味しいと食べているので、自分の味覚はおかしいのか?と悩んでいたのでスッキリ!
そうだったのかー!
と納得できました。
と同時に、外食でも家庭料理レベルに減塩したのを食べたい!と思いました。
濃い味付けに慣れるのは簡単で、その逆は大変らしいです。
何でもかんでも減塩にするのは味気ないし、ジャンキーな味がけっこう好きな大黒柱さんの元気が無くなるので(笑)
我が家ではメリハリをつけた味付けにしています。
和え物だと全体を均一に味つけるのではなく、具材の一品だけに濃い目の味をつけるとか、炊き込みご飯やおにぎりだと表面だけにパラパラと塩をふるとか。
混ぜご飯やチャーハン、焼きそばやパスタも具材を中心に味付けします。
減塩が必要だと感じている人はぜひ参考にしてみてください。