チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「刑罰」フェルディナント・フォン・シーラッハ

2020-04-03 20:00:00 | 2020読書
チビクロわ、読書していますにゃ。
ぬいぐるみに読めるの?と、
質問わ、ご容赦くださいませにゃ。
今日わ、
すごい切れ味の作品ですにゃ。

刑罰
フェルディナント・フォン・シーラッハ
酒寄進一訳 東京創元社


著者のシーラッハさんわ、
1964年生まれの
ドイツの作家さんですにゃ。
刑事事件の弁護士として活躍して
いましたにゃ。

これわ、本からの引用ですにゃ。
「実際の事件に材を得て、異様な罪を
犯した人々の素顔や、刑罰を科されぬまま世界からこぼれ落ちた罪の真相を
切なくも鮮やかに描き出す。」

チビクロわ、表紙と、袖や
帯に書かれた少しのあらすじで
自分の好みの本を見分ける不思議力が
あるですにゃ。
外れる時もあるけど、
割と頼りにしているパワーですにゃ。
ビビと、今回わ、きましたにゃ。

小説というよりまるで
ノンフィクションみたいな感じ
ですにゃ。

21世紀の「罪と罰」なのか?
トルストイわ、読んだことわ、
チビクロわ、ないのだ…

罪を犯した者に与えられるべき
罰とわ、いったいどんなものなのか?
と、考えるですにゃ。

法の秩序と、
人間の孤独、
生きることで
生じる「さまざまな思い」についての
お話ですにゃ。
「さまざまな思い」と言う言葉わ、
最後の篇からの引用ですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。