チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「Memento Mori ロバート メイプルソープ写真展 」シャネルネクサスホール @有楽町駅

2017-04-21 23:00:00 | アート
上野をあとにしたチビクロわ、
有楽町に来ていますにゃ。



この展覧会わ、
終了していますにゃ。

「Memento Mori
ロバート メイプルソープ写真展
ピーターマリーノ コレクション」


チラシより引用しますにゃ。
「20世紀後半に最も影響力のあったアーティストの一人、
ロバート メイプルソープは、
その卓越した
写真技法や構図だけでなく、
高度に様式化され、
時として物議をかもす写真作品で
知られています。
本展覧会では、
メイプルソープ作品の
最も重要な
コレクターの一人であり、
シャネル銀座ビルディングの
設計を手がけるなど、
国際的に活躍する
建築家ピーターマリーノの
プライベートコレクションを
展示いたします。
マリーノは、
自然美と肉体美、
束縛と破壊をテーマに
作品を構成しました。
構造物としての肉体、
静物や彫像といった
形式的な古典主義と、
より挑発的な被写体に対する
単刀直入な表現とを
対比させることによって、
メイプルソープの作品群が
持つ複雑な二元性に迫ります。」





チビクロわ、実わ、
メイプルソープのこと
よく知らなくて、
モノクロのお花の写真のひとと思っていたのでしたにゃ。
ネットで、
展覧会のお知らせを見て、
直感で行こうと決めましたにゃ。

明暗が強いほど、魅力的で、
光が強いほど、
闇も深いのかもしれないですにゃ。

展覧会のメメントモリわ
「死を忘れるな」という
意味ですにゃ。
ヨーロッパの絵画で、
ヴァニタスとも呼ばれ、
死を連想させるモチーフが
描きこまれた
絵画作品がありますにゃ。
まさに、メイプルソープの作品わ、現代の、メメントモリですにゃ。

ここに、ピーターマリーノさんの言葉をご紹介しますにゃ。
(略)建築家としての仕事では、私はあるものがどのように見えるかということだけでなく、
それが人をどのような気持ちにさせるのかを考えながらデザインします。
このことが、メイプルソープの
全作品において私に訴えかけてくるものはいったい何かという問いへとつながるのです。数々の作品における構図の複雑さが視覚的知性に訴える一方で、花や肉体の持つ、無条件の官能性が生理的反応を引き起こします。
メイプルソープの作品には、
偉大な真実があります。
そこに嘘、偽りはありません。
モノクロームの
イメージには、
ただ容赦や臆面のない真実が
写されているのです。(略)

今回、作品わ、白いお部屋と
黒いお部屋に展示され、
きっと、作品の配置など、
繊細なキュレイトがされているのでわないかと思われますにゃ。

メイプルソープの作品との
出会いが、
シャネルという
ハイブランドによる
展覧会というかたちで、
出会えたことわ、
大変幸運なことだったと
思いますにゃ。
このような機会を
シャネルさん、
ピーターマリーノさん
どうもありがとうございますにゃ。


今回も
お読み頂きありがとうございますにゃ。




















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