軽さは正義。でも、そのマウンテンバイクのそもそもの性能を犠牲にしてしまう軽量化はなんの意味もありません。

 軽量化は剛性とのバランスが大事です。

 わかりやすいのがホイール。

 足回りの軽量化はダイレクトに走りの軽さにつながるのはクルマだろうがモーターサイクルだろうがバイシクルだろうが一緒。

 軽量化を重視するあまり装着するバイク(フレーム)や乗り方、乗り手に見合ってないホイールを装着するともたっとするばかりかビシッと走れません。

 逆に剛性とのバランスのいいホイールに替えるだけでバイクの挙動が別物のように軽やかになったり加速感が増したりします。

 軽量化のためのパーツなども適材適所があるので、むやみに見合っていない素材のパーツを用いるとトラブルにつながることもあります。

 軽さだけに惑わされずに、バイク全体の剛性バランスなども考慮に入れてその中で軽量化をするのがよし。