2012のUNITはオレンジなフレームでしたが、2013モデルは塗装代節約のためクロモリ鋼の地のままです。とうのはウソで、ちゃんとマットクリア塗装が施されています。一見むき出しに見えますが、そんなことしたらあっという間に赤さびフレームになっちゃう。
 UNITはいたってシンプルなシングルスピードの29ホイールのバイクです。フォークもリジッドフォーク。このシンプルなバイクをテクニックと想像力を駆使して遊ぶのもおもしろいです。シンプルな分、「自分」が要求されるモノなのです。
 アッセンブリーされているパーツに若干の変更はあるけれど、基本的に変わっていない、これでいいのだ!なゴーイングマイウエイバイクです。94,500円

 KONAはこのほかに、今年発売されたTANUKIのお友達のKITSUNEや、オールマウンテンのニューモデルPROCESS、下り系29インチハードテイルHONZOのアルミフレームバージョンのTAROなどが新しくラインに加わります。

 2013モデルの各ブランドのカタログがお店にあります。ぜひみてみてください!


 昨日はシマノとKONA、ルイガノの展示会へ行ってきました。
 KONAはニューモデルが増えたり、継続モデルもほとんどがフレームモデルチェンジしたりと、2013はちょっとおもしろいかも。
 中でも、このSHREDがなかなかどうして、なかなかいい感じです。ジャンプ系バイクとしてロングセラーであるSHRED。今までのイメージは、頑丈だけど重い、だったんですが2013はフレームが一新されて軽くなりました。アッセンブルされているパーツを考えても、持つ前はあまり期待していなかったのですが、持つと明らかに2012モデルより軽いのがわかります。重量を測ってこれなかったのが残念ですが、絶対に軽くなっている。フレームのチューブも丸パイプとなり全体の雰囲気が、マッチョからシャープになった感じ。リアセンターは424mmから419mmへと5mm短くなり、ボトムブラケットの高さは3mmダウンしました。
 KONAはマウンテンバイクのジオメトリーを測るときに有効な採寸法(REACH&STACK)を採用してる、わかっているメーカーでもあります。このREACH&STACK採寸法は、ペダルに立って乗ることが前提のマウンテンバイクでは一番重要な寸法を表すのですが、まだTURNERやTRANSIOTIONなど数社しか採用してません。これ、業界で統一した方がいいのになあ。
 話はそれましたが、REACHの寸法をみると、2012モデルに比べてSサイズで約12mm、Mサイズで約15mmフロントセンターが長くなっています。またヘッドアングルも0.5度寝ました。
 リアセンターも短くなり、フレームも軽くなったSHREDのここがおススメ!というところは、最近のジャンプ系、ストリート系、いわゆるプレイバイク系のほとんどがシングルスピード化して行ってるのに対して、未だに変速あり、しかもフロントも2速仕様なところ。最後の砦なみだったGIANTのSTPも残念ながら2013モデルはシングルスピード仕様だしね。
 はっきり言って、以前のSHREDだと、いくら多段変速だとしても、あまり登りたくないバイクでした。でも、2013モデルは登り行けんじゃないの!という気持ちにさせてくれます。で、98,700円なら文句ないでしょう。