ちなみに、人気のCHROMAGのFUBAR OSXのアノダイズはほぼ全色揃って、ご主人様をお待ちしております(笑)。


 こちらは35mmクランプ径のハンドルバー対応のHAVOCステム。左側のはダブルクラウンフォークの上部クラウンに直接取り付けるダイレクトマウントステム。右と奥は通常のステムで、長さが50mmのみです。ハンドルバーの幅が広くなると、短いステムを装着しないとポジションが変わってしまうので、あえて50mmのみのリリース。31.8mmの同じHAVOCステムと比べてもごっつい感じがします。カラーはブラックとオレンジ。ともに9,450円


 今から20年ぐらい前になるのかなあ。ゲイリー・フィッシャーから始まったステアリングまわりのオーバーサイズ化。名付けて剛性アッププロジェクト。まずはヘッドチューブの大口径化からスタートして、ハンドルバーのクランプ部&ステム、フォーク、20mmアクスル、15mmアスクル、テーパードヘッドなどなどと、剛性と重量のバランスを考えながら歴史を刻んできたわけですが、ハンドルバーのクランプ部とステムに新たな規格が生まれてます。
 現在、マウンテンバイクのほとんどのハンドルバークランプの径は31.8mm。以前は25.4mm(もちろんまだあります)から比べると太く感じたものです。この規格が入れ替わったのはつい7、8年前のことです。で、素材に自信ありのイーストンがさらなる剛性アップのためにその上を行く35mm径をリリースしたんです。
 バイクの性能が向上し、スピード域も変わってきたし、乗り方も変わってきました。バイク全体の剛性のバランスを保つために、イーストンはフリーライド&ダウンヒルのカテゴリーでこの35mm規格のハンドルバーとステムを出してきたわけです。
 HAVOC 35 ハンドルバーは、アルミ製(7,875円)とカーボン製(14,700円)があり、それぞれ幅は800mm。こちらも一昔前は800mmの幅なんてありえなかったのに、普通に感じられちゃうから慣れって怖い。ライズは20mm、バックスイープは5°。アルミモデルはカラーがシルバー、ブラック、オレンジ、グリーン(写真未掲載)。カーボンはナチュラルカーボンのみです。
 ちなみに一番したは、おなじみのEC70 XCの31.8mmクランプ径。写真だとわかりづらいかもしれないけど、実物だと全然違う!