南武線および武蔵野線府中本町駅前(府中市本町1丁目)で、8世紀頃のものとみられる大型の掘っ立て柱建物跡が4棟見つかった。発掘は民間調査会社「共和開発」が行った。
発見された建物跡のうち、主屋とみられる1棟は東西11・4m、南北7・4m。南北に庇があり、柱穴の直径は約1mあった。4棟は南北軸を意識して建てられていたようであり、構造や配置などから、公的な機能を持った国司の館ではないかとみられている。建物跡の配置は陸奥国の国司の館跡とされる館前遺跡(たてまえいせき、宮城県多賀城市)と似ているという。
現場は、江戸時代には徳川家康が鷹狩りに用いた府中御殿があったとの伝承が残っている。また、駅の反対・西側(本町2丁目)では過去に国衙建造時の運河状大溝が出土している。
[参考:読売新聞、国府はいつできたか&調査報告(発行・2010.1.23府中市郷土の森美術館)]
武蔵国司館跡か、府中で大型の建物4棟発見(読売新聞) - goo ニュース
発見された建物跡のうち、主屋とみられる1棟は東西11・4m、南北7・4m。南北に庇があり、柱穴の直径は約1mあった。4棟は南北軸を意識して建てられていたようであり、構造や配置などから、公的な機能を持った国司の館ではないかとみられている。建物跡の配置は陸奥国の国司の館跡とされる館前遺跡(たてまえいせき、宮城県多賀城市)と似ているという。
現場は、江戸時代には徳川家康が鷹狩りに用いた府中御殿があったとの伝承が残っている。また、駅の反対・西側(本町2丁目)では過去に国衙建造時の運河状大溝が出土している。
[参考:読売新聞、国府はいつできたか&調査報告(発行・2010.1.23府中市郷土の森美術館)]
武蔵国司館跡か、府中で大型の建物4棟発見(読売新聞) - goo ニュース
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