養老町教委と象鼻山(ぞうびさん)古墳群調査整備委員会は14日、同町橋爪にある象鼻山古墳群のうち6基を対象とする第5次調査で、12号墳(方墳約18m四方)と14号墳(円墳、直径約16m)の調査結果を発表した。
12号墳から土器片が出土し、2世紀後半の製作とみられる。
象鼻山古墳群は、山頂付近に約70基の古墳が点在しているが、自然の地形を生かして築造されたものではなく、山を削って整地したうえで造られた可能性が高い。今回の2基の古墳は象鼻山(標高142m)の山頂から約30m下った場所で発掘され、同様にして整地後墳丘のほとんどを盛土で構築されている。2つの古墳は2世紀後半、ほぼ同時に築造された可能性が高く、2世紀中ごろから築造された山頂部の墳墓に続いて築造されたとみられる。
東海地方で2世紀後半に造られた円墳が見つかるのは珍しいという。
現地説明会が19日(日)午後1時から開かれる。
[参考:岐阜新聞、毎日新聞、読売新聞、養老町教育委員会HP]
12号墳から土器片が出土し、2世紀後半の製作とみられる。
象鼻山古墳群は、山頂付近に約70基の古墳が点在しているが、自然の地形を生かして築造されたものではなく、山を削って整地したうえで造られた可能性が高い。今回の2基の古墳は象鼻山(標高142m)の山頂から約30m下った場所で発掘され、同様にして整地後墳丘のほとんどを盛土で構築されている。2つの古墳は2世紀後半、ほぼ同時に築造された可能性が高く、2世紀中ごろから築造された山頂部の墳墓に続いて築造されたとみられる。
東海地方で2世紀後半に造られた円墳が見つかるのは珍しいという。
現地説明会が19日(日)午後1時から開かれる。
[参考:岐阜新聞、毎日新聞、読売新聞、養老町教育委員会HP]