東かがわ市教委が白鳥廃寺跡(同市湊)の北側で、講堂とみられる遺構を確認したことが分かった。
今回は試掘調査で、柱穴や礎石などは見つかっていないが、建物の周囲に巡る雨落ち溝(幅1m程度)の痕跡を数カ所で確認しており、溝内の出土物からも寺関連の建物跡(南北5m、東西11m)と断定した。
これまでの調査から、白鳥廃寺跡の総面積は約4700㎡と推定されている。 これまでに、塔、金堂、僧坊3棟分が見つかっており、今回の発見で想定される主な建物がそろったとみており、法起寺式の伽藍配置(一塔一金堂式)の可能性が高いという。
現地説明会が20日(水)午後1時半から開かれる。
[参考:四国新聞]
過去の関連ニュース・情報
2013.2.15 東かがわ市・山下岡前遺跡および湊山下古墳 発掘調査説明会が16日に行われる
四国で初めて仏像の螺髪(直径約4cmの粘土製、9世紀)が見つかった山下岡前遺跡は、白鳥廃寺跡(奈良~平安時代)の関連施設の可能性が高いという。
今回は試掘調査で、柱穴や礎石などは見つかっていないが、建物の周囲に巡る雨落ち溝(幅1m程度)の痕跡を数カ所で確認しており、溝内の出土物からも寺関連の建物跡(南北5m、東西11m)と断定した。
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現地説明会が20日(水)午後1時半から開かれる。
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