北区教委が4日、6月に発掘調査した同区中里の中里峽上遺跡(はけうえいせき)で、9世紀中頃の竪穴住居跡から、閂(かんぬき)金具の付いた扉とみられる板材2枚が出土したと発表した。竪穴住居跡の扉出土は国内初という。
出土した扉は焼けており、残りのいいものは長方形の一枚板(残存部分長さ約145cm、幅約50cm)で、閂金具が付いている。もう1枚は焼失破片の状態だったが、板目が同じだったため、対になった観音扉に閂をかけて利用していたとみられる。
竪穴住居跡は7m×6mで、北側に堅固なカマドと棚があり、内部から鉄滓が見つかった。住居内には屋根を支える4つの柱穴があり、外周に壁跡がある。鍛冶の工房などの可能性もある。
[参考:産経新聞、読売新聞]
出土した扉は焼けており、残りのいいものは長方形の一枚板(残存部分長さ約145cm、幅約50cm)で、閂金具が付いている。もう1枚は焼失破片の状態だったが、板目が同じだったため、対になった観音扉に閂をかけて利用していたとみられる。
竪穴住居跡は7m×6mで、北側に堅固なカマドと棚があり、内部から鉄滓が見つかった。住居内には屋根を支える4つの柱穴があり、外周に壁跡がある。鍛冶の工房などの可能性もある。
[参考:産経新聞、読売新聞]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます