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八幡市・美濃山遺跡 建物跡群や多数の焼土坑が出土 工人集落跡か

2019年02月10日 | Weblog
 京都府埋蔵文化財調査研究センター(向日市)は6日、八幡市美濃山出島の美濃山遺跡で、飛鳥時代から奈良時代にかけての多数の掘立柱建物や焼土坑が見つかったと発表した。
 弥生~飛鳥時代の竪穴建物12基、飛鳥~奈良時代の掘立柱建物27棟が確認された。
 焼土坑15基も確認され、木炭や鉄片が残っているものもあった。焼土坑は木炭窯や鍛冶炉跡らしい。
 窯跡や鉄片などが出土したことから、近くの古代寺院「美濃山廃寺」の造営に携わった工人の集落ではないかとみている。
 調査区域からは、祭祀に使われる土馬の破片約70点や、瓢(ひさご)形土製品が出土した。瓢形土製品は、約400m離れた美濃山廃寺(奈良時代ごろ)でしか出土が確認されていない。
 現地説明会が9日午前10時に開かれる。
[参考:京都新聞、朝日新聞、八幡市HP]

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