大垣市教育委員会は6日、8月末から発掘を進めている桂谷(かつらだに)古墳群(同市上石津町牧田)の最も大きな1号墳(円墳、6世紀後半~7世紀初頭)が、直径17m、高さ約6mであり、その周囲で上下2段に分かれた石垣状の列石(上段80cm、下段60cm)を確認したと発表した。
列石は区画や盛り土の流失防止などに築かれたらしい。同時に須恵器の破片も見つけた。
隣の2号墳も一部を調査したところ、葺石の一部や周壕(幅約1m、深さ約40cm)も確認された。墳丘は直径約11m、高さ約2・5mあった。土層の状況から1号墳の後に築かれたことが分かった。
牧田地区の二又、山村、村ノ尾、東山などの地域には多くの古墳が散在し「牧田古墳群」と呼ばれ、その中の「桂谷古墳群」は二又集落北側の山腹(標高86~110m)に位置し、10基の円墳からなる。
桂谷古墳群の発掘調査は今回が初で、8月末から1号墳の規模を確認するために約28㎡で調査していた。
現地説明会が、10日(土)午後1~3時に行われる。
[参考:毎日新聞、朝日新聞]
列石は区画や盛り土の流失防止などに築かれたらしい。同時に須恵器の破片も見つけた。
隣の2号墳も一部を調査したところ、葺石の一部や周壕(幅約1m、深さ約40cm)も確認された。墳丘は直径約11m、高さ約2・5mあった。土層の状況から1号墳の後に築かれたことが分かった。
牧田地区の二又、山村、村ノ尾、東山などの地域には多くの古墳が散在し「牧田古墳群」と呼ばれ、その中の「桂谷古墳群」は二又集落北側の山腹(標高86~110m)に位置し、10基の円墳からなる。
桂谷古墳群の発掘調査は今回が初で、8月末から1号墳の規模を確認するために約28㎡で調査していた。
現地説明会が、10日(土)午後1~3時に行われる。
[参考:毎日新聞、朝日新聞]
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