歴歩

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韓国・慶南陜川郡双冊面山城土城跡 伽耶時代の城跡と判明

2009年03月08日 | Weblog
 陜川郡は6日、先月11日から釜山大学考古学課に依頼して山城土城(성산토성)跡の発掘調査を行った結果、土城と石城から出土した無文土器(무문토기)が伽耶時代に作られたことが確認されたと発表した。
 出土されたものは、石と土で積んだ土楼、住居跡と推定される柱穴2基、かまど跡と推定されるくぼみ2ヶ所、無文土器片など。また、既存土城とは時期が違う石城が出土。土城を利用して拡張したとみられる。
 山城土城跡の北には沃沮(または玉田)古墳群(옥저고분군)(注)があり、築造した多羅国勢力と関連があるとみている。
[参考:聯合ニュース]
 注: 記事では、옥저고분군(국가사적 제326호)となっている。日本語訳すると沃沮古墳群(国家史跡第326号)であるが、옥저は옥전で、すなわち玉田古墳群ではないだろうか。

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