歴歩

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那須烏山市・烏山城古本丸部分で大規模拡張跡を確認

2010年03月13日 | Weblog
 那須烏山市教委は11日までに、本年度から実施している烏山城跡の発掘調査で、城の中枢にあたる古本丸部分で大規模に拡張された跡が確認されたことが分かった。
 烏山城は、室町時代の1417(応永24)年に沢村五郎資重(那須与一の後裔。下那須家初代)によって、現在の烏山地区市街地北西の丘陵頂上部に築かれたとされる。
 調査は2012年度まで行う予定で、今回は1月から実施。1530年代に焼失するまで本丸として使われていた古本丸部分を発掘した。
 南北約70m、東西約60mある古本丸内を十字に試掘。その過程で、時期は不明ながら大きな城へと拡張するための城普請跡を確認したほか、戦国期とみられる土師質土器や陶磁器なども出土した。
 現地説明会は13日午前10時半~12時から開かれる。集合場所は調査事務所(寿亀山神社周辺に設置)
[参考:下野新聞、那須烏山市HP]






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