歴歩

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彦根市・丁田遺跡 縄文中期の翡翠大珠が滋賀県内初出土

2010年09月07日 | Weblog
 市教委は6日、同市高宮町の丁田遺跡(ちょうだいせき)から縄文時代中期末頃(約4500年前)の装身具「翡翠大珠(ひすいたいしゅ)」が滋賀県内で初めて出土したと発表した。高さ32cmの深鉢の土器片の中から出土した。近畿地方でも京都府精華町の椋ノ木遺跡(むくのきいせき、10cm×4cm)と、奈良県天理市内にある二遺跡に続く4例目で、翡翠大珠の分布圏の東日本と近畿地方に交易があったことを裏付けるという。
 出土した翡翠大珠: 楕円形、長さ4・05cm、幅2・17cm、最大厚さ1・28cm、重さ20g。淡緑色。中央部に直径約4mmの開孔。
[参考:共同通信、京都新聞、中日新聞、毎日新聞、朝日新聞]



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