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紫香楽宮跡発掘再開へ 万葉集の歌木簡の謎解きに期待

2008年09月12日 | Weblog
補正予算で増額され発掘再開へ
 宮町遺跡は00年に100mを超える長大な建物跡が出土し、公式儀礼を行う「朝堂」跡が確認されたが、天皇が暮らした内裏の中心部などは未確認。県の補助金の削減により、83年から続いていた発掘調査が今年度初めて凍結され、全容解明が危ぶまれていた。
 しかし、万葉歌の書かれた歌木簡が全国で初めて出土したことを5月に発表したのを機に、市は県に調査再開を要望。7月には同宮に関連する鍛冶屋敷遺跡(同町黄瀬)で役所跡とみられる新区画が見つかり再開を望む声が高まっていた。
 市教委は10日、予算削減で凍結されていた発掘調査を年内をめどに再開すると発表した。市教委は12月に「内裏」があったと想定される朝堂跡の北側で発掘を再開する。約700平方メートルの調査ができる見通しとなった。

宮町遺跡: 聖武天皇(701~756)が造営した紫香楽宮跡とされる。甲賀市信楽町宮町にある。

[参考:京都新聞、毎日新聞、前出]

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