歴歩

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朝来市・池田古墳 現地説明会 12/23

2008年12月20日 | Weblog
 朝来市教委は19日、但馬最大の前方後円墳とされる池田古墳(同市和田山町平野、5世紀前半)の後円部南側約100㎡の発掘調査結果を発表した。基底部のテラスの幅は3.6mとわかったほか、9個の円筒形の埴輪(直径20~25cm)が5~10cm間隔で一列に並んで出土した。底部の10~15cmしか残っていないが、元々の高さは約60cmと推定される。
 一昨年度の発掘調査では、それまで141mとされていた全長が136mと確認され、造り出しも見つかった。堀を含めた全長は約170mと推定されている。
 埴輪の破片は約1000点出土し、ほとんどが円筒形か朝顔形。古墳を囲むテラスは100m以上あったとみられる。墳丘の基底部と2段目の葺き石50~60個(直径10~60cm)も見つかった。基底部の角度は20度、2段目は10度と異なっており、高い後円部と低い前方部を調整したとみられる。
 現地説明会は23日午後1時半から行われる。
[参考:毎日新聞]

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