歴歩

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田原本町秦庄・秦楽寺遺跡のミニ展示 古墳時代の玉工房跡の玉製品や中世の青白磁唐子草花文梅瓶など

2010年08月22日 | Weblog
 秦河勝(はたのかわかつ)が648年に創建したとされる秦楽寺(田原本町秦庄)の周辺にある「秦楽寺遺跡」の発掘調査成果を中心に紹介する平成22年度夏季ミニ展示「秦楽寺遺跡」が、唐古・鍵考古学ミュージアム(同町阪手233)で開かれている。(展示期間:8月7日~9月30日)
 同寺は、元亀元年(1570)武将・松永久秀(1510?-1577)に攻め落とされた。
 同展では、一昨年4月に、古墳時代中・後期(5世紀後半~6世紀前半)の琥珀や瑪瑙などを加工した玉造工房跡が見つかっており、それらの出土品など160点を展示する。
 ほかに、中国・南宋(1127~1279)の景徳鎮で作られた磁器「青白磁唐子草花文梅瓶(せいはくじからこそうかもんめいぴん)」(18の破片)も展示。
[参考:毎日新聞]

過去の関連ニュース・情報
 2008.4.17 田原本町秦庄・秦楽寺遺跡 古墳時代の玉作り工房跡
 2010.8.5 韓国・泰安馬島沖 高麗時代沈没船「馬島2号船」の調査、梅瓶を蜜壺として使用
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