城陽市と井手町の両教委は17日、城陽市市辺茶臼塚と同町多賀にまたがる茶臼塚古墳(直径約20mの円墳)の横穴式石室が、南山城地域で最大の全長約12mとわかったと発表した。
古墳は出土した須恵器などから6世紀後半ごろの築造とみられる。石室は、玄室の長さ4・5m、幅約2m、羨道の長さ約7・1m、幅約1.5mで、全長が約12mであった。 玄室の床は、羨道幅1・5mより広く両側に小石が敷かれ、両袖式の石室と分かった。側石は大小12個(直径50cm~1・5m)の多賀石と言われる花崗岩で、井手町側にある南谷川から運ばれたものであることが確認されている。
同古墳から北へ1kmには6世紀後半の黒土1号墳(直径26.5mの円墳)など、石室規模が10m前後の墳丘が点在し、一帯が大和から東国に抜ける要衝の地であったことがうかがえるとしている。
現地説明会は、21日(日)午前10時~午後3時に開かれる。
[参考:洛南タイムス、京都新聞、毎日新聞、城陽市HP、井出町HP]
古墳は出土した須恵器などから6世紀後半ごろの築造とみられる。石室は、玄室の長さ4・5m、幅約2m、羨道の長さ約7・1m、幅約1.5mで、全長が約12mであった。 玄室の床は、羨道幅1・5mより広く両側に小石が敷かれ、両袖式の石室と分かった。側石は大小12個(直径50cm~1・5m)の多賀石と言われる花崗岩で、井手町側にある南谷川から運ばれたものであることが確認されている。
同古墳から北へ1kmには6世紀後半の黒土1号墳(直径26.5mの円墳)など、石室規模が10m前後の墳丘が点在し、一帯が大和から東国に抜ける要衝の地であったことがうかがえるとしている。
現地説明会は、21日(日)午前10時~午後3時に開かれる。
[参考:洛南タイムス、京都新聞、毎日新聞、城陽市HP、井出町HP]
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