歴歩

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仙台市・六反田遺跡 6世紀後半の木棺墓から銅鏡を抱えた人骨が出土

2010年11月12日 | Weblog
 仙台市教委は10日、六反田遺跡(同市太白区大野田)で、6世紀後半の木棺墓から人骨と銅鏡、土師器の壺が出土したと発表した。
 木棺(長さ約3m、幅約70cm)は、木は朽ちて粘土状になっており、男性と見られる人骨は手を組んで銅鏡の鏡面を上にして抱え、膝を折り曲げたような姿で埋葬されていた。
 銅鏡は直径9cmで、市内の古墳時代出土品としてはで4例目という。頭部付近の穴からは、皿状の蓋がされた壺(高さが約30cm)が見つかった。中は少量の土が入っていた以外空だった。
 同じ墓ではこれまで、管玉とガラス小玉も見つかっている。市内で古墳時代の副葬品がまとまって出土するのは珍しい。
 遺跡見学会が13日午前10時半から開かれる。
[参考:河北新報、仙台市HP]

過去の関連ニュース・情報
 2010.9.2 六反田遺跡 木棺墓から管玉、ガラス玉が出土
 2008.8.1 六反田遺跡・大野田古墳群 古代「名取郡役所」発見か


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