歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

相模原市・小保戸遺跡 2万3千年前の旧石器時代、最古級の生活跡の遺構が出土

2009年10月26日 | Weblog
 小保戸(こほと)遺跡(同市城山町小倉)から、約2万3千年前の旧石器時代の住居跡とみられる遺構が4基検出された。
 直径2・5~3・5mの円状に礫(河原石)が並べられ、内部からは炭化物片や石器が多数見つかった。
 調査を担当する(財)かながわ考古学財団は、年代的にも最古級と話す。
 遺跡は相模野台地上の関東ローム層にあり、放射性炭素による年代測定で2万3千年前とわかった。
 住居状遺構では、日本最古とされる約2万年前の遺構が発見された田名向原遺跡(同市田名塩田)がある。同遺跡の住居状遺構は炭素測定値で約1万7600年前、暦年較正値で約2万0500年前とされている。
[参考:産経新聞、神奈川新聞]

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京都市上京区・北野天満宮 ... | トップ | 京都市・上里遺跡 大分県姫... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事