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大垣市・昼飯大塚古墳 3段築造の様子を広範囲で確認、葺石や埴輪列、周壕跡も

2012年01月27日 | Weblog
 大垣市教委は26日、同市昼飯町の県内最大の前方後円墳・昼飯大塚古墳(全長150m)で、古墳時代前期(3世紀)の古い特徴を残す葺石や、1段目平坦部で埴輪列などを確認したと発表した。
 同古墳は、古墳時代中期初頭(4世紀末)に築造されたが、急勾配の斜面に葺石を張り付ける古墳時代前期に似た特徴を残していた。 埴輪は60~80cmの間隔で、37mの区間で23個が見つかった。
 約13mと推測されていた墳丘の高さが実証され、3段構成の墳丘が視覚的に明らかになった。
 深さ約3m、幅4・7~8・4mに及ぶ周壕も広範囲に確認された。
 後円部が完全な円形ではなく、1.5mほど東側に膨らんでいた。
 同古墳は、来年春ごろまでに歴史公園として整備される。
 現地説明会は2月5日(日)午前10時と午後1時半。
[参考:岐阜新聞、中日新聞、朝日新聞、毎日新聞]

過去の関連ニュース・情報
 2009.11.27昼飯大塚古墳 子ども用埴輪棺出土11/28現地説明会
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