歴歩

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慶南昌寧・校洞古墳群 5世紀半ば以降の銀製腰帯、環頭大刀などが出土

2010年04月07日 | Weblog
 韓国国立伽耶文化財研究所は7日、慶南昌寧の校洞古墳群(교동고분군、史跡 第80号)で5世紀半ば以後に作られて埋葬されたとみられる三国時代の銀製腰帯(은제허리띠)が完全な形で出土したと発表した。
 昌寧郡が行っている校洞古墳群駐車場整備の過程で、横口式石室墳(횡구식석실분)1基を発見した。直径が約19mの中大型墳であり、石室は長軸が6.7mに達する細長方形であった。遺物を入れる副葬空間と死体安置のための屍床台(시상대)、殉葬空間(순장공간)などもあった。
 墓からは、管玉を使った銀製腰帯と環頭大刀が埋葬され、副葬品では各種土器類と馬具類、殉葬人骨片などが発見された。
 同研究所は8~10日の3日間にかけて、午後3~4時に一般を対象に発掘現場を公開して説明会を開催する。
[参考:聨合ニュース]



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