歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

奈良市・富雄丸山古墳 円墳では国内最大になる可能性

2017年11月15日 | Weblog
 奈良市教育委員会が15日、奈良市丸山1にある古墳時代前期の円墳・富雄丸山古墳(4世紀後半)を測量したところ、円墳では国内最大である可能性が高まったと発表した。
 同古墳は富雄川の西岸の高台にあり、1972年の発掘調査では直径86mで2段築成の円墳と報告された。
しかし、航空レーザを使った3次元測量を行ったところ、1段目と見られる墳丘が確認され、この結果、これまで国内最大の円墳とされてきた行田市の丸墓山古墳(直径105m、6世紀前半)を上回る直径110m前後になる可能性が高まった。
 なお、富雄丸山古墳に次ぐ4世紀代の円墳は岡山市の小盛山古墳(直径95m、4世紀後半)である。
[参考:共同通信、時事通信、毎日新聞、産経新聞、NHK、奈良テレビ放送]

過去の関連ニュース・情報
 富雄丸山古墳


奈良の富雄丸山古墳 直径110メートル、国内最大の円墳と判明
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 諫早市・千々石ミゲルの墓(... | トップ | 富田林市・廿山南古墳 重層... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事