島根県埋蔵文化財センターは15日、一の谷古墳(松江市下東川津町)から、埋葬された人の頭を置く枕石がある埋葬施設を発見したと発表した。墓坑が中心より東に偏っているのも特徴。
古墳時代中期(5世紀後半)の方墳で、一辺18m、高さ2m。本来、中心に配置されるべき墓坑(3.2m×0.6m)が東へ約1・5m寄った位置で掘り出された。箱形木棺を納めたとみられ、直径10cm程度の自然石製の枕石が2つ並べられていた。自然石の枕石は県内で10例目となる。木棺の傍らには、鉄鏃14本が副葬されていた。
中心に墓坑が無いことなどから、本来葬られるべき人物が埋葬されず、その下位にあたる人物だけが葬られた可能性があるとみる。古墳の中央に配置されていない墓坑が発見されたのは県内初。
並行して調べていた、北西500mにある平安時代の集落「古屋敷II遺跡」と併せて、19日午前10時から現地説明会が開かれる。
[参考:2009.9.16中国新聞、2009.9.18毎日新聞、島根県教育庁埋蔵文化財調査センターHP]
古墳時代中期(5世紀後半)の方墳で、一辺18m、高さ2m。本来、中心に配置されるべき墓坑(3.2m×0.6m)が東へ約1・5m寄った位置で掘り出された。箱形木棺を納めたとみられ、直径10cm程度の自然石製の枕石が2つ並べられていた。自然石の枕石は県内で10例目となる。木棺の傍らには、鉄鏃14本が副葬されていた。
中心に墓坑が無いことなどから、本来葬られるべき人物が埋葬されず、その下位にあたる人物だけが葬られた可能性があるとみる。古墳の中央に配置されていない墓坑が発見されたのは県内初。
並行して調べていた、北西500mにある平安時代の集落「古屋敷II遺跡」と併せて、19日午前10時から現地説明会が開かれる。
[参考:2009.9.16中国新聞、2009.9.18毎日新聞、島根県教育庁埋蔵文化財調査センターHP]
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