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須賀川市・団子山古墳 埴輪を有する前方後円墳と判明 周溝も確認

2018年08月29日 | Weblog
 須賀川市と福島大行政政策学類考古学研究室が26日、現地説明会を開き、発掘調査の成果を報告した。
 これまでの調査で、円墳と考えられていたが、全長65m程度の前方後円墳となることや、古墳時代前期(4世紀代)の埴輪を有する古墳であることが判明している。
 8月からノ浦遺跡調査では、後円部の北側に周溝が確認され、埴輪片が出土した。
 同古墳が造られた年代は4世紀中ごろから後半とみられることがより明確になったという。
 市によると、同時期の埴輪を持つ古墳は県内では3例ある。
[参考:福島民友新聞、須賀川市HP]

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