徳島大学埋蔵文化財調査室は7日、徳島市蔵本町の庄・蔵本遺跡で、紐を通す小さな穴がある弥生時代後期後半(2世紀頃)の突線鈕式(とっcmゅうしき)銅鐸の破片が見つかったと発表した。 加工された銅鐸片の出土は藤井原遺跡(静岡県沼津市)、段遺跡(静岡県伊豆の国市)に次いで全国3例目。
破片は上部の飾耳(かざりみみ)の一部で縦7cm、幅4・5cm、厚さ7mmで、復元長推定115cm程度とみられる。 穴の直径は約2mmで、ペンダントなどの装飾品として再利用していたと考えられる。
今回の調査では、東海地方に多くみられる様式の方形周溝墓も見つかり、東海地方との文化的なつながりがあった可能性も考えられるという。
[参考:四国新聞、NHK徳島]
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庄・蔵本遺跡
破片は上部の飾耳(かざりみみ)の一部で縦7cm、幅4・5cm、厚さ7mmで、復元長推定115cm程度とみられる。 穴の直径は約2mmで、ペンダントなどの装飾品として再利用していたと考えられる。
今回の調査では、東海地方に多くみられる様式の方形周溝墓も見つかり、東海地方との文化的なつながりがあった可能性も考えられるという。
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