ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

どうぶつの塔

2017-12-25 23:00:03 | かみさと
こんばんは。かみさとです。


シュビドゥヴァーズは会議でしたが、世間的には今日はクリスマス。
昨日・一昨日を含めたこの3日間、街はイルミネーションに溢れ、行き交う恋人たちは二人仲むつまじく聖夜を過ごしたことでしょう。
なお僕はほぼずっと家で作業してました。

インドア派のオタクにとって、クリスマスのような季節感あふれるイベントの到来を最も身近に感じられるのは、ソーシャルゲームの期間限定イベント&ガチャ。
今年もまた多くのプレイヤーがスマホと向き合い、フリークエストを周回し、ガチャに一喜一憂したと聞きます。

しかし今、そんな季節イベントなどとは全く無縁のゲームが、俄かに隆盛を見せています。
どうぶつタワーバトル」です。



なにやらシュール素朴な作りのこのゲーム。
『動物の姿をしたオブジェクトを限られた足場に積み重ねてゆき、先に崩した=動物を足場から落下させた方が負け』というルールで、プレイヤーは対戦相手とオンラインでマッチングし、一手ずつ交互に動物を積んでいきます。
iOSのAppStoreセールスランキングで1位を獲得したこともある大人気ゲームですが、そもそも何故、このいかにもインディーズなゲームが爆発したのでしょうか?



1.シンプルだが幅のあるゲームデザイン
このゲームでやれることといえば、動物を回転させて落とすことだけ。
しかし、動物たちにはそれぞれ個別に重心などが設定されており、それらの物理演算は意外とシビア。
たった数ミリのズレが勝敗を左右することも珍しくありません。
動物の回転も45°刻みですが、これによって、安定した、あるいは攻撃的な動物の置き方の"定石"が生まれました。
現在は不具合修正とともに消失しましたが、ゾウを225°回転させて積む、通称『5ゾウ』は対策手段がほとんど存在せず、最強の置き方だと言われるほど。
他にも、270°回転させたカメを狭い足場で逆立ちさせる『殺意のカメ立ち』や、無回転のシロクマに180°回転させたシロクマを乗せる『光輝の大複合神殿(Fateが元ネタ)』など、多彩な定石がこのゲームには存在します。

シンプル故に1ゲームの所要時間が短いのもポイントでしょう。
よほどの長期戦でもない限り2分程度で勝敗が決するため、空いた時間の暇つぶしに最適です。


2.レートマッチング、およびフレンド対戦
通常プレイではプレイヤーごとにレートポイントが存在し、このレートの近いプレイヤー同士でマッチングが行われます。
このため試合内で極端な実力差が生まれず、かつ"レートを上げる"という明確な目標を持つことができます。
実質ポケモンです。

ほか、キーワードを指定することでマッチング相手を制限するフレンド対戦機能も存在し、こちらは通常プレイと別にレートが管理されます。
友人とキーワードを示し合わせることで白熱した戦いを繰り広げることが可能。
実質ポケモンです。


3.シェアの気軽さ
このゲームは「Everplay」というアプリに対応しており、プレイ動画の共有が容易です。
先述の通り一試合平均2分ほどなので、Twitterへの共有にもピッタリ。
もともと知名度の高くなかったこのゲームがセールス1位を獲得するまでに至ったのは、この"シェアの気軽さ"が絡んでいるとみて間違いないでしょう。



そんな感じで、「どうぶつタワーバトル」とってもいいゲームです。
何より期間限定ガチャに苦しめられることがなくて良い。
人類はソーシャルゲームの過剰な搾取から解放されるべきなのだ。

iOS、Aindroidともにプレイ可能です。異なるOS間でのマッチングは不可能ですが、ぜひどうぞ。



ちなみに、最近また忙しい僕ですが、合間合間にどうぶつタワーバトルをプレイしていたところ、



iOSで全国14位にまで上り詰めました。
対戦お待ちしております。