セミのピロートーク

　今日は暑い一日でした。
　天気がいいと、本格的に夏になってきたと感じます。


　こんばんは、ヨン様です。


　さて、夏といってシュビにとって一番に懸念されることは何でしょうか。
　

　夏バテ？

　いやいや。


　熱中症？

　まさかｗ


　セミです。


　録音時期がセミの繁殖時期とかぶるとほんとにひどい。
　彼らの、一週間という短い命を賭して行われる切実な求愛の身震いも、われわれにとってみればただの雑音。
　別にセミのことは嫌いじゃありませんが、録音中は勘弁してほしい。
　次回以降の録音からは、セミの騒音被害が懸念されます。


　ところでセミにとってのあの鳴き声って、人間に置き換えるとどんな感じなんでしょうかね？
　メスを呼び寄せるための声だとすると、よほど性欲を掻き立てる嬌声なのではなかろうか。しかも男の。

　ということはセミのオスたちは、夏になるとわざわざ７年間こもっていた土の中から這い出てきて

　「アッー！アッー！アッー！アッー！」

　と、大合唱しているということになるのでしょうか。

　いや待て、これだとオス同士の交尾が始まってしまうような…。


　なんにせよ、人に気づかれないのをいいことに、そうとう淫語をばらまいているに違いない。