シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

梅雨の一日

2009-07-02 08:33:52 | Weblog
 ここに来て、関西方面はようやく梅雨らしいお天気になりました。もっともそれで嬉しいかといわれると、それはそれでムニャムニャ(;^^)
 ここ数日の雨の降り方は、朝は止んでて午後から降るというパターンが続いておりますな。これはどうなんでしょ。自転車通勤をされている皆さんには嫌~なパターンでしょうか。
 朝は晴れてる→ 行けるか?と期待して自転車で出かける→ 降られて帰れなくなる
 朝は晴れてる→ 天気予報が午後から雨だと言っているから自転車通勤は止める
まま、こんな選択をされる方も多いんでしょうかねぇ。

 さて僕の場合はといいますと、お天気に関らず自転車で出勤して自転車で帰宅するというパターンであります。この場合の最大の問題は、濡れたバイクをどうするか?でありますな。部屋に入れてやりたいのですが、さすがにバイクがぼとぼとではお部屋に入れてやれません。仕方なくマンションの比較的広さのあるエントランスの隅に鍵をかけておいておく事になります。もちろん、雑巾で粗水はとってやって、防塵オイルを注してやるというのは当然の処置なのですが、それでも追いつかないくらい濡れてしまっているのであります。
 それほど濡れ方がひどくない時には、雑巾で拭いてやってお部屋に収納するのですが、タイヤの下に古新聞をひいて、滴り落ちて来る水滴対策をする事は当然の処置でありましょう。
 
 こんなこと書くと、「あ、やっぱり雨の日は自転車通勤やめた方がいい」と思われる方もおられるかもしれませんので、雨の日の自転車通勤で楽しい事も一つ二つ書いておきましょうか。
 夏場の雨は冷たくないので、身体の一部は積極的に濡らすようにしています。具体的には前腕と頭ですね。敢えてエアインテイクの穴ぼこから入って来る雨を防がないようにします。すると雨の感触というのがよく解ります。激しく降る時には首筋から侵入しないようにしなくてはいけませんが、しとしとと降る雨の感触は不思議と心地よいものがあります。
 もう一つは緑の滴りの香りがする事です。大川端の緑のトンネルをくぐっている時などに、時折香しい緑の滴りが鼻腔をくすぐります。すごく爽やかな気持ちになれます。

 雨の嫌いな人にはどうしようもない季節ですが、たまには雨と戯れて走るのも楽しいんではないかと思う今日この頃であります。