紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

未来志向対応

2012年04月21日 17時06分39秒 | 日記
印刷インキ業態は液体インキからトナー粉体へと変わって行きます。リコーは国内でトナーの増産を発表しました。110億円の投資で1800トンの増産を計るそうです。それにより合計15800トンの生産量になります。生産されるカラー用新型トナーはシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色です。トナーは、微粒粉体を静電気でくっ付け、熱で粉体を溶かし印刷しますから、水や、溶剤は不要なんです。インクジェットや、昇華リボンなどを使った印刷様式も有りますが,トナー印刷が将来の主役になるはずです。以前、松下電器の特機事業部経由で日本ペイントのトナーメンテナンスに関わりましたが、そのメンテには拭き取り清掃用の不織布のウエスが必要でした。商業印刷機も、平版から、巻取印刷に変わって来ていますから、掃除用ウエスもカット版から変化して、不織布のエンドレス・巻取ウエスへと変わって来ています。その巻取機も、幅が広く、広くなり、広い物は最新の印刷機で印刷幅が「国際規格」A列本番横2丁:1、682m幅~A列本番縦4丁:2、376m幅程にも広くなっています。当然それようの紙の巻取も2m物となり、クレーンがつり上げる加重も倍以上に大きくなりクレーンの改造とか、搬送するリフトとか、運ぶトラックも長尺物の20トントレーラーに変わります。今迄の物流倉庫の入・出荷建て屋の出入り口は当然改造です。対応できないメーカーや、物流業者は退場です。写真は、陶芸・染付け時のボケの花です。本日のジム計量、66、2キロ、140の69。