夏場の電力不足で計画停電必死のようです。原発廃止の正論に、日月・時限制限での必要悪の考えがかすんでいるからです。だとすれば此の4月5月6月に土日もフル操業を行って、「製品在庫」を積み上げるべきです。夏場に間引き休業を行い、減産をするのがいい方針です。保管・横持ち運賃・物流経費は余分に掛かり、儲けは減りますが・・・ね。私もその昔、大企業の工場、帝人、東レー、ユニチカ、東洋紡等の糸漂白・濾過紙の納入を行う担当をしていました。主資材でなく「副資材」と云えども、工場のマシーンライン枠先に使われるこの紙が無くなると、全工場がダウンし、休止するのでした。四国・高知工場の製品でしたから、例年の台風時の6月から10月迄の5ヶ月間は、増産した製品を大阪の営業倉庫にそれぞれ1週間分、(各メーカーの工場・各糸の太さごと・・・75デニールから120デニール迄の袋)在庫していた物です。これを「供給責任」を果たす、と、云います。コンデンサーペーパーの世界大手「ニッポン高度紙」は、在庫積み増し生産を高知県春野町の2工場でやります。そして、此の工場の「建家の屋上」は地上から12メーター程高いので、南海大震災時の「避難場所」指定を受け入れたそうです。2棟で1200人程が避難できるらしい・・・結構な話です、地域住民が屋上に昇る、「手すり」も増築し、地域に対する企業の「社会的責任」をも果たす!大変ご立派です。写真は、庭に植えた6本のブルーベリー。