3月末、イタリアに行く3日前に葉山の承窯塾でかみさんと粘土遊びをしました。湯のみと、箸立てを仕上げていたので、今日は、「染め付け」に行きました。箸立ては、以前大相撲のお茶屋の土産物の湯のみが大きいのでそれを使っていたのですが、丸い箸立てでなく、長方形で深い箸立てを造りたかったのです。平らな底を5センチの15センチに作り、陶土をそば打ちに様に伸ばした物を15センチの45センチ・・・その底へ「縦に巻き、貼付け」て行きました。生乾きの時、貼付けて押した「粗い麻布の目」が、表面の型押し模様になっていて風情が出ています。絵柄は、水色と、紺色の二色の釉約をそれぞれ別にし、筆に含ませて、左の指ではじき飛ばし・・・斑点にし、灰を使った白く色の出る釉薬を掛けました。先生が、奇想天外だ・・・と、云ってくれたのですが、楽しみです。灰と云えば、5メーターか、7メータ程も降り積もった火山灰に埋もれたポンペイの街の規模は凄かったです。写真は、有毒ガスや、高温の火山灰で亡くなった方を石膏で固めた展示品です。イタリアでの旅は美術館に行く時間が殆どなくてカノーヴァー等の「彫刻」の素晴らしい物は見る事が出来ませんでした。イタリアは美術品の宝庫ですが、それらは、フランス・ナポレオンに持って行かれ、ロシアに、イギリスに持って行かれ本体は気の毒な事になっています。ジムの計測、運動前66、2・後、66、4キロ。134の66。