「止める」時のタイミング。一歩、二歩は何時でも下がれる距離感・・・

　　今朝は−１度無風快晴です。　多分昼は２０度くらいになる筈です。　かみさんは沖縄の離れ島で，日本最西端の夕日を見に行ったとメールが入りました。　いい天気だそうです。良かったですね。
　畑の霜はなくなり、日が固まって来ましたから・・・今日はしもの畑にジャガイモを植えに行きました。　種は，去年の保存ものの発芽したジャガイモを取っていたものを使います。　百姓仕事ではどうしても，食べ切れないものが出るのです・・・。　　　社協の８０歳以上のお宅に不破って要るお弁当も材料は，お百姓さん宅からの各種プレゼント物を使っているのでお安く出来るそうです。　お米・餅米なんかも保存の時間が経ち過ぎるものは積極的に出してもらえるらしいです。　（次の新米までの時間を読んで・・・古米化を避けます）

　「日本製紙連合会」発表・「2018年2月の紙・板紙需給速報」によると、「紙・板紙」の国内出荷は、「前年同月比1.7%減」で、7ヵ月連続の減少。
　うち、「紙」は、4.2%減で・・・9ヵ月連続の減少。・・・一方、「板紙」は1.4%増で・・・16ヵ月連続の増加です。　・・・変わった所では、衛生用紙が0.3%減で前月の増加から、減少へとかわりました。
　何よりも、気の毒なのが「小規模」の地域印刷会社の倒産です。　「清算する金」がないので、廃業も出来ず・・・行き着く先が・・・矢折れ、名もつき、経営者も体調不良・・・「頑張れば」とか、「何とか・・・」とか、持ち直すなんて事は「絶対に不可能」な環境になっているのです。　（需要が無くなっているのですから）・・・直近でも、大阪や京都で、５〜６軒事業を諦めました。

　　私は、「トランプさん」を、こう云う様にも思っています・・・。　アメリカが離脱した「ＴＰＰ」は「知的財産権保護」も盛り込んだ質の高い自由貿易協定だったのに，中国を痛めつける手段にアメリカの「知的財産権保護」を高く振りかざしました。　（ヘ理屈抜きです）
　全く、理屈には全く合わない行動ですが、こうすれば「勝てる」今しかない！・・・と云う、ただ，ただ「自分が有利に動ける」と感じ，実際に、動けたのは素晴らしいです。
　この、「直感的に感じた」通りに・・・動く事は，決して間違いじゃー無いです。　私の経験した「営業」戦争は、常にこの素早い動き（即段・速攻・・・そして継続）がすべての正否を決めたのです。
　荒野で、ライオンが餌の動物に迫る時の姿勢と同じです。
　
　彼は，学者でもないし，理論家でもありません。　　日本の安部さんに「上手くやった・・・と思った時代は終わった」と、云ったのも、この一連の動きの中での勝負勘に起因しているのです。　実に面白いやり方です、云う事も正しいです。
　
　ただ，安部さんは「弱り目に祟り目」状態ですね・・・海外メデイアがよく見ています・・・「日本政府が、世界で一番おかしくなった・・・」と。　　安部さんも，ベタベタとひっ付き過ぎましたね・・・付き合いと云うものは，必ず！！　何処かに遠慮があり、一歩、何処かに「距離」を置いていなきゃ−駄目なんです。　付き合い方がヘタですよ、「役者なら大根役者」です・・・，国民が苦労します。
　国会証人の動きでも、「佐川証言」で何らかの脅しのブレーキが利いて「グレーゾーン」で終われば，それからが始まりかも知れません。・・・野党側の「最終標的」が、「昭恵夫人の証人喚問」になるのは間違いないと云われていますから・・・どっちに転んでも、大変です。

　喧嘩も又、理屈じゃー無いです・・・・「止める」時のタイミング、一歩、二歩は何時でも下がれる距離感・・・「幅・ゆとり」を持っていない時に、仕掛けたら「無様な事」、哀れな事になるのです。　行って行って，行ってしまって、下がりも出来ず、「曲がりも出来ずに」・・・真っすぐに進んで、肥だめに落ちるのです。

　しかし、経済だと？　これらは全く違って来ます、正念場ですね・・・トランプさんにも「弱み」があるのです。　　何をしたくっても？　それに使える十分な「国庫のゼニ」（国債の大量発行？）が無いのです。　米国が無茶苦茶にでも喧嘩の出来る「政治」じゃー無くって・・・現実での「経済」での「アキレス腱」です。
　米財務省は「財源捻出」で、米国債の大量発行を余儀なくされているのです。　中国が持つ「米国債」が「交渉カード」に浮上する可能性があるそうです。
　（中国の崔天凱・駐米大使が23日、米経済テレビで減額に含みを持たせた・・・世界の中で「安全資産」だった米国債は安心して買いやすかったし・・・、今までは、米長期金利も低くかったメリットがあったのですが？・・・今までは？です）
　中国は、今年１月末時点・・・「１兆1700億ドル」（約122兆円）の米国債を持ち、米国外の保有分の１９％も持っているのです。