紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

オーナー企業の倒産因

2012年03月05日 17時17分30秒 | 日記
全国の「オーナー企業」の数は「40万9千社」あります。その中で「後継者未定」の会社が「68、2%」も有るのだそうです。此のオナー会社の中で「創業者」が「現代表」を勤めている会社が24万社余りだそうです。此の創業者代表の会社の中で後継者が決まっていない会社は6万8千社(35%)にものぼります。ところが,年間の商い額が「1億円未満」の企業では75%が後継者未定なんです(子供に継がせたくない,子供が継ぐのがいや)。例えば此の津野町でも,昨年親父が死んだ土建業で,親父の難儀な負の遺産を引き継ぐのがいやだとして長男が廃業した方が居ますが,この夫婦は離婚、嫁は子供を連れて里に帰り、長男は一人で県外に出稼ぎ・・・今は、未亡人一人で広い敷地の一軒家に住んでいます。どんな事業でも、事業は拡張し、伸ばして行く方がた易い,反して,「縮小」したり、「廃業」したりするには、「収入無し」での「支払い残高額」に見合う「現金」、同額以上の「現金」が準備されていないと出来ない・・・現金が無いと、負債額一部切り捨て合意の任意整理か、倒産しか無い。写真は,葉山の紅梅です。