tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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奈良検定ソムリエの記述式問題対策 with 旭堂南青さん

2017年12月16日 | 奈良検定
昨日(12/15)、奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」の「旭堂南青の無理ナンだい」のコーナーに出演した。南青さん(ソムリエ挑戦者)には、奈良検定(奈良まほろばソムリエ検定)の最上級資格である「奈良まほろばソムリエ」の記述式問題(200字および400字)の過去問から、各1題ずつ解答を書いてもらった。オンエアでカットされた部分を含め、1月にソムリエを受験される人向けに、やや詳しく解説しておく。



四択問題は、あやふやな知識でも「何となくこれかな」と選択肢から選べるが、記述式はそうはいかない。「あやふやな知識を確実な知識に変えないと、解けませんよ」と助言させていただいた。南青さんには以前、山川出版社刊『奈良県の歴史散歩』(上・下)をお薦めしたので、これを熟読されたようだが、「試験前までにもう一度読み返し、知識を確かなものにしておいてください」とアドバイスした。公式テキストをで勉強されている人も、もう一度読み返すことが大切である。


南青さんは11月11日(土)、三輪周辺ををガイドされた。これも受験対策の1つになる

また記述式対策としては「やはり自分で鉛筆を持ち、マス目を埋めていく練習を重ねてください」とも。パソコンの普及により、ペンをとって文字を書くという機会が失われているので、いざ書くとなると、漢字が出てこなかったり、やたら手に汗をかいたりと、苦労することが多いのだ。南青さんさんはプロの講談師なので、暗記したり話したりすることはお得意だが、文字を書くのはやはり苦手のようだ。





練習の題材としては「過去に出題された問題(過去問)を解いていく、という練習をしてください」とも。記述試験には、過去に出た問題は出ない、というのが原則だが、過去問をやっていくと、200字問題で出た問題が400字問題で出ていたり(その逆も)、「(著名な)寺院の問題がやたら多い」とか、「有名な史跡・名所が出やすい」というような傾向がつかめるからである。



1月7日(日)の試験日まで、残りわずか。ソムリエを受験される皆さん、過去問を題材に「鉛筆を持ち、マス目を埋めていく練習」を重ねてください!
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