tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

外国人観光客の増加で活況を呈する奈良県。県下各地では、美味しい飲食店も激増中です。ぜひあなたも「どっぷり奈良好き」人に!

奈良市で開花宣言!

2006年03月30日 | 感想
いよいよ昨日(3/29)午前、奈良地方気象台は奈良市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。昨年より4日、平年より3日早い開花だ。

しかし昨日の奈良市は最高気温が9.4℃と、時折みぞれが舞う2月中旬並みの寒い日だった。当日の気温と開花は、あまり関係がないのだ。

写真は市内で見つけたソメイヨシノ。花の数こそ少ないが、緑をバックにキラキラと輝いていた。

桜は咲き始めて1週間ほどで満開になるというから、ここしばらく目が離せない。
コメント

賀名生梅林

2006年03月27日 | 感想
賀名生(あのう)は、旧・西吉野村(現・五條市西吉野町)にある南朝ゆかりの里だ。

今からちょうど670年前の1336年、後醍醐天皇は足利尊氏に京都を追われ吉野山に向かう途中、村内の郷士・堀家宅に滞在した。1348年には後村上天皇が、続いて長慶、後亀山天皇も堀家宅に入り、ここが南朝の行宮(あんぐう=仮の御所)となった。今も梅林の入口近くに「賀名生皇居」が残る。

なお賀名生は、もとは穴生(あなう)という地名だったが、尊氏が南朝に帰依したとき後村上天皇が「願いがかなってめでたい」と「加名生」(かなう)とし、後に賀名生となった。それが明治時代になって「あのう」と読み方が定められたそうだ。

ここには南北朝時代から梅があったようだが、今も奈良県3大梅林の1つである(残る2つは奈良市の月ヶ瀬と下市町の広橋)。その賀名生梅林が満開だと聞いたので、早速訪ねてみた。

この日(3/25)は汗ばむほどの晴天に恵まれ、多くの観梅客が訪れていた。名物の柿の葉寿司は正午には品薄となり、探すのにひと苦労だった。

それにしても見事な咲きっぷりだった。全山梅に埋めつくされている。1周コース4kmを歩き回るうち、梅の香りに酔ってきた。

ひと休みしようとリュックを開けると、ここからも良い香りが。「ややっ、リュックにも梅の香りがしみ込んだのか!」と驚いたが、それはおやつに持ってきた完熟バナナの匂いだった。

バナナと梅の香りがよく似ているとは、新発見であった。
コメント (6)

サクラ咲ク

2006年03月26日 | 感想
細長い日本列島、暖かい地方では桜が開花したとのニュースが出てくるようになった。奈良県下の桜だより(3/26現在)では桜井市の大神(おおみわ)神社だけが「咲き始め」で、あとはすべて「つぼみ」だったが、たまたま昨日(3/25)、吉野路で今年初めての桜を見つけた。

写真の花は、下市町(吉野郡)~西吉野町(五條市)を結ぶ道端に咲いていたもの。周辺では紅白の梅や黄色いレンギョウなどがキラキラと鮮やかな花をつけていたが、この桜は何だか申し訳なさそうに、ゆらゆらと風に揺られていた。本格シーズンまで、あと少しだ。
コメント

法華寺おりおり(1)紅乙女

2006年03月21日 | 写真
法華寺(奈良市法華寺中町 平城宮跡の東)は、光明皇后(聖武天皇の后)が父・藤原不比等の邸宅を喜捨(きしゃ)して寺院を建て、総国分尼寺・法華滅罪之寺(ほっけめつざいのてら)としたものだ。以前このブログでも「法華寺の侘助」(1/29)として、冬の椿を紹介したことがある。
※法華寺のサイト
http://www1.sphere.ne.jp/naracity/j/kan_spot_data/w_si58.html

先日、縁あってこの寺の「光明会」という会に入った。個人の場合、年会費1万円也を納め、それを浴室(からふろ・重要文化財)などの運営費に充てるという趣旨だが、会員向けの特典として1年間、拝観料が無料になるということだった。

ここの東庭園(拝観料300円)は一見無造作な庭だが、四季折々の花が見事だ。会員の特典をフルに利用して、順次お庭の花を写真で紹介するので、ぜひご覧いただきたい。

さて今日(3/21)は紅乙女という華麗な椿を紹介する。東庭園には椿が多いが、紅色の際だつのがこの花だ。この日は春分の日とはいえ寒かったのだが、日陰の塀ぎわで存在感たっぷりに咲いていた。
コメント (2)

鹿のいる梅林

2006年03月20日 | 感想
奈良公園の中に梅林があることは、あまり知られていない。写真は浮見堂を見下ろす高台(浅茅ヶ原)に広がる「片岡梅林」である。ここに約270本の梅の木が植えられている。

梅林の中に丸窓亭という小さな建物(重要文化財)がある。屋根を四方に葺きおろした東屋(あずまや)で、東西南北の壁にそれぞれ2つの大きな丸窓があいている。

もとは興福寺の別当・大乗院にあった経藏(お経をしまう蔵)だったものをここに移築したものだそうだ。この名をとって、この梅林は「丸窓梅林」と呼ばれることもある。

雪まじりの雨が上がったので、昨日(3/19)の午後、この周辺をデジブラしてきた。梅は見頃を迎えていた。風が冷たく相当の寒さだったので、人より鹿の方が多く、写真を撮るのには好都合だった。
コメント