tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

「奈良の食文化 魅力発見フォーラム」、3月12日(火)開催、入場無料!(2024 Topic)

2024年03月01日 | お知らせ
3月12日(火)14時から、「なら食と農の魅力創造国際大学校附属セミナーハウス」で、「奈良の食文化 魅力発見フォーラム」が開催される。入場無料で要申し込み(先着順)である。申し込みは、 こちらの専用フォームから入る。チラシはこちら。県(豊かな食と農の振興課)のHPによると、

〔奈良の食文化 魅力発見フォーラム〕
保存食の ヒミツとミリョク
■基調講演 “奈良の食文化と保存食” 的場輝佳氏(奈良女子大学名誉教授)
■パネルディスカッション “保存食のヒミツとミリョク”
 ●浦西勉氏(元龍谷大学文学部教授)
 ●黒川伸一氏(吉野本葛黒川本家社長)
 ●寺岡伸悟氏(奈良女子大学 大和・紀伊半島学研究所長)
 ●平井孝典氏(総本家柿の葉ずし平宗社長)
 ●森麻理子氏(森奈良漬店社長)

■日程   令和6年3月12日(火)14時~16時30分(13時30分開場)
■内容  奈良の食文化を彩る
  柿の葉寿司・吉野本葛・奈良漬はなぜおいしいの?!
 そのヒミツと魅力をさぐります。
■会場  ならの食と農の魅力創造国際大学校附属セミナーハウス
 奈良県桜井市大字高家2220-1
■定員   会場100名※(先着順) WEB参加も可
■参加費 無料
■申込締切 3月8日(金)
■問合せ先 奈良の食文化 魅力発見フォーラム事務局(㈱CDI内)
      電話075-253-0660(月~金10時~12時 13時~17時)


私も申し込むつもりだ。皆さんもぜひ、お申し込みください!

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田中利典師の「蔵王供正行/第7日 朝題目、夕念仏」

2024年02月29日 | 田中利典師曰く
今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行7日「朝題目夕念仏」〉(師のブログ 2015.5.7 付)である。天台宗では「朝題目夕念仏」、つまり朝に法華経を読み、夕方に阿弥陀経を唱えるというのが基本なのだそうだ。
※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7 撮影)

師は40年以上前に履修されたお経を、叡山学院で学ばれたばかりのご長男とお二人で唱えておられるそうで、これは微笑ましい。ご参拝者も、途切れずに続いているとのことだ。では、以下に全文を紹介する。

「朝題目夕念仏」
蔵王供正行7日(5月7日)。晴れ。今日の一日。ちなみに昨日の就寝は風邪のため、9時。でも結局12時半には目が覚めて、なかなか寝られず。風邪は回復。

5時前に起床。
5時半、第13座目蔵王権現供養法修法 於脳天堂
7時、本堂法楽・法華懺法      於本堂 
9時、第14座目蔵王権現供養法修法 於脳天堂
10時半、本堂法楽・例時作法     於本堂
12時半、水行           於風呂場
13時、法楽護摩供修法       於脳天堂
14時、本堂法楽・法華経読誦    於本堂
    参拝者1名。

****************

「朝題目夕念仏」
Eテレ(こころの時代)をみて、護摩の時間に訪ねてきた舞鶴の方があった。本物がいる!って、なんかパンダをみたような感動をされてしまった。ぎりぎりにおいでになったので、今日はノー参拝デーになるかなあと思っていたが、ならなかった。有り難い。前行のときから法楽(読経)として、一座目が法華懺法(ほっけせんぼう)、二座目が例時作法(れいじさほう)という、天台法儀のお経をお唱えしている。正行も同様である。

私が僧侶になってお経を覚えたのは比叡山高校での山家寮という、天台宗の宗内生が寄宿する寮での手ほどきだった。天台宗では「朝題目、夕念仏」といって、朝に法華経を読み、夕方に阿弥陀経を唱えるというのが基本である。

法華懺法というのは法華経を中心に作法が整えられた法式。例時作法というのは阿弥陀経を中心に整えられた法式。その法華懺法と例時作法を毎日お唱えするのは基本中の基本となる。

しかし正直にいうと、私がこんなに、この両法儀を毎日お唱えするのは四度加行履修のとき以来かもしれない。四度加行は18才で履修したので、40年以上前のことである。加えて、脳天堂での蔵王供直後の法楽は天台常用声明の基本である三礼と如来唄を唱えているが、本当に一から基本に返った修行三昧となっている。

自坊での勤行はついついおろそかにしてきた私だけに、基本から、学び直しをしている。幸い昨年、叡山学院で天台勤行の手ほどきをわずかながらでも受けてきた子息が、毎座、随喜(参加)していて、一緒に唱えさせていただいている。これも有り難いことである。化他行というが、自分の学びも多い修行である。自利利他円満になれば、なお素晴らしい。
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読者からのお便り/昼食は「果物」です(奈良新聞「明風清音」)

2024年02月28日 | 奈良にこだわる
私は奈良新聞「明風清音」欄に、毎月1~2回、寄稿している。明日(2024.2.29)はちょうど100回目にあたり、〈「平成」をドラマで回顧〉という記事が載る。
※トップ写真は奈良県産イチゴ。向かって左から、古都華、珠姫(たまひめ)、あすかルビー

平成の時代にヒットしたテレビドラマで、当時の世相や流行を振り返る、という趣旨だ(私はテレビドラマが大好きである。朝ドラや大河のほか、民放の連続ドラマもよく視聴する)。

前々回(1/25)に掲載されたのは〈昼食は「果物」です〉という記事だった。果物好きの私が「もっと果物を食べて、元気になりましょう」と呼びかけたものだ(当ブログ記事は、こちら)。

これに対してある女性読者から、こんなお便りが届いた(奈良新聞社に届き、それをデスクがわが家に転送してくださった)。めったにないことなので、とても嬉しく思っている。以下に、全文を紹介させていただく。

毎回、楽しく拝読しております。特に果物の記事は、為(ため)になりました。その時期、他県の母がコロナにかかって気弱になっていましたが、「お見舞いにたくさんの果物やジャムをいただいた」と言うので、この鉄田さんの記事を郵送し、元気づけたところです。

私はあまりスーパーに行きませんが、ならまち散策の折に「山の辺ファーム」「よつばカフェ」で必ず果物を買うようになりました。鉄田さんの啓蒙のおかげです。これからも楽しみにしております。


拙い文章が、お母さまやご本人を元気づけたということは、望外の喜びである。これからも、読んでいただいて元気が出るような文章を書き続けたい。

コメント (2)
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田中利典師の「蔵王供正行/第6日 行不退」

2024年02月27日 | 田中利典師曰く
今日の「田中利典師曰く」は、元に戻って〈蔵王供正行6日目「行不退」〉(師のブログ 2015.5.6 付)である。「行不退」とは「修行に入れば退くことがない(途中でやめられない)」ということ。東大寺二月堂の修二会(お水取り)も、「不退の行法」と言われる。752年のスタートから今日まで、一度も途切れたことがないからだ。
※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7 撮影)

この頃利典師は風邪を引いて、37℃を超える熱があったそうだが、だからといってやめるわけには行かない。これまで午後の護摩には必ずご参拝者がいらっしゃるし、ご長男も一緒に行じておられるというから、これは頼もしい。では、以下に全文を紹介する。

「行不退」
蔵王供正行6日目(5月6日)。晴ときどき曇り。今日の一日。ちなみに昨日の就寝は12時。

5時前に起床。
5時半、第11座目蔵王権現供養法修法 於脳天堂
7時、本堂法楽・法華懺法      於本堂
9時、第12座目蔵王権現供養法修法 於脳天堂
10時半、本堂法楽・例時作法     於本堂
12時半、水行           於風呂場
13時、法楽護摩供修法       於脳天堂
14時、本堂法楽・法華経読誦    於本堂
お参りの方をお加持。のち、お二人と面談。

***************

「行不退」
行不退というのは修行に入れば退くことがない、という意味である。どんな修行にしろ、日時を定めて入った以上は途中で止められないのだ。それ故、行中の病気や怪我には充分気をつけなければならない。

昨日も書いたように、行入り前後の忙しさの疲れがちょっと出てきていたが、今朝は朝から熱が出た。常の平温が低めなので、37度を超えるとかなり辛い。朝夕の寒暖が大きいせいもあって、少々風邪を引いたらしい。もちろん、だからと言って休めない。辛い体にむち打っての、修行が続く。早く体調を整えなければ…。

今日も参拝の方があった。昨日来た方が別の方をお連れになってきた。入行以来、午後の護摩は、まだ参拝者なしの日がない。予想外です。けっこう息子と二人だけの護摩を考えていたのですが…。息子もなれぬ経頭ながら、一生懸命行じている。

私もそうだが、彼にとっても、とてもよいお行になっている。今日は早めに寝て、風邪からの回復を第一にしたい。
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渡来系豪族・阿智使主(あちのおみ)夫妻を祭る「於美阿志(おみあし)神社」(明日香村)/毎日新聞「やまとの神さま」第75回

2024年02月26日 | やまとの神さま(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.2.22)掲載されたのは〈渡来系豪族の始祖祭る/於美阿志神社(明日香村)〉、執筆されたのは明日香村にお住まいの清水雅子さんだった。
※トップ写真は於美阿志神社の拝殿=明日香村

渡来人名の「阿智使主(あちのおみ)」が逆転して転訛(てんか)し、「おみあし(於美阿志)」になったという。しかも境内地は、国史跡「檜隈寺(ひのくまでら)跡」なので、なかなかややこしい。では、以下に全文を紹介する。

渡来系豪族の始祖祭る/於美阿志神社(明日香村)
於美阿志神社 (明日香村檜前(ひのくま))は高台に鎮座し、近くには、いずれも特別史跡のキトラ古墳や高松塚古墳があります。「飛鳥史跡事典」によると、この地は渡来系の豪族・東漢氏の本拠地で、氏寺として7世紀に建てられた檜隈寺(ひのくまでら)の跡地が境内になっています。

同神社の創建年は不詳ですが、平安時代の「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)」に式内社と記された古社です。主祭神は東漢氏の始祖で、第15代応神天皇の時代に渡来したとされる阿智使主(あちのおみ)夫妻。神社名は「阿智」が「阿志」になまり、「使主」は「於美」に漢字が変化したうえ、2語が逆になるなど「阿智使主」が転訛(てんか)したと考えられます。

「続 明日香村史」などによると、江戸時代には御霊(ごりょう)明神と呼ばれ、今より西にありましたが、明治時代に現在地に遷座しました。境内には、主祭神の他に八坂神社と稲荷神社も祭っており、石灯籠(いしどうろう)にも多くの神々の銘文が刻まれています。

境内は「檜隈寺跡」として国史跡に指定され、瓦積基壇の講堂跡や金堂跡を確認。平安時代の十三重石塔(重要文化財)が残っています。春秋の祭りと年3回の御湯(おみゆ)神事では、村内の飛鳥坐(あすかにいます)神社の宮司が祝詞を上げており、檜前の氏子に大切に守られています。(奈良まほろばソムリエの会会員 清水雅子)

(住 所)明日香村檜前(ひのくま)594
(主祭神)阿智使主神(あちのおみのかみ)
(史 跡)2003年に「檜隈寺跡」として国の史跡に指定
(交 通)近鉄飛鳥駅から徒歩約20分
(拝 観)境内自由
(駐車場)なし
(電 話)なし


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