tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

訪日外国人客に、酒蔵ツーリズム!(NTTコム リサーチ)

2017年12月21日 | 観光にまつわるエトセトラ
※日本酒の酒蔵を訪ねるツアーに参加したいか?

NTTコム リサーチが「『訪日外国人観光客の再訪日促進と日本酒ツーリズムの可能性』
に関する調査結果~酒蔵は魅力的観光資源であり、継続的かつ複数回の訪日観光促進として期待も~」という調査結果を発表した。詳細は、こちらに掲載されている。抜粋すると、

調査の結果、訪日観光時に日本酒の酒蔵を訪問し、日本酒について学習するツアーへの参加意向が高く、訪日観光時の魅力的な観光資源として高く評価されていることが伺える結果となりました。

また、日本全国にある複数の日本酒の酒蔵を訪れ、日本酒について学習するために再度日本を訪問したいとの意向も非常に高く、継続的かつ複数回の訪日観光促進策としての期待も伺える結果となりました。

[総括]最近1年以内の訪日外国人観光客への調査結果では、日本文化への関心度が非常に高く、特に日本食(和食)への関心が5割、滞在中の飲食体験としては9割近くに達しています。日本食の中で印象に残った食事について聴取した結果、寿司、ラーメンにつづいて、お酒という回答が多くなっております。

日本酒の酒蔵は、訪日外国人観光客にとって魅力的な「観光資源」であり、日本酒の歴史、製法、テイスティング等の学習や体験ができる酒蔵を訪ねるツアーへの参加意向が非常に高いことが伺える結果となりました。

日本各地にある酒蔵を複数訪問し、日本酒について学習や体験することを通じた、日本酒に関する「学習修了証」取得意向が高いことも伺える結果となりました。

さらに、日本全国にある日本酒の酒蔵をめぐり、日本酒について学習をするために、再度日本を訪問したいとの意向も非常に高く、訪日観光リピーター獲得に向けて、日本酒を中心とした訪日観光「日本酒ツーリズム」の訪日観光促進策としての高い可能性が伺える結果となりました。


冬場の誘客策として「酒蔵ツーリズム」が注目を集めているが、訪日外国人が興味を持っているというのは初耳だった。お酒を飲むと、「美味しい料理を食べて泊まって帰ろう」と、宿泊観光客の誘致にもつながる。

調査結果によると、国内滞在中に「日本酒を飲んだことがある」83.4%、「日本酒の酒蔵に行ったことがある」も6割。酒蔵が観光客にとって魅力的な観光資源かについて聞いたところ、「非常にそう思う(41.1%)」「ややそう思う(44.8%)」を合わせると、85.9%。

日本酒の歴史、製法、テイスティング等の学習や体験ができる酒蔵を訪ねるツアーがあった場合、「ぜひ参加したい(50.3%)」、「やや参加したい(32.5%)」と、8割の人が参加意向を示した。日本酒の酒蔵をめぐり体験するため、日本への再訪問意向は、「ぜひ行きたい」(58.9%)、「やや行きたい(28.2%)」を合わせると、87.1%。これはすごい結果だ!

奈良県内には30以上の酒蔵があり、しかも県下各地に分散している。南都銀行は「日本酒蔵ツーリズム推進協議会」(PDF)に参加し、酒蔵めぐりツアーを企画している。清酒発祥地・奈良で、酒蔵ツーリズムを大いにアピールし、国内外からの宿泊観光客を誘致しよう!
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