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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

Enjoy! 平城京天平行列 2025春

2025年05月03日 | 写真
五月晴れの今日(2025.5.3)正午から、平城宮跡で、「平城京天平行列」を見物してきた。県知事が「予算をつけない」としたが、平城京天平行列の会(旧平城京天平祭実行委員会)が中心になって、この行事を継続している。秋にも、「東大寺参詣」(秋の天平行列)を行うそうだ(11月3日開催予定)。


まずは、聖武天皇が登場


両陛下の前で、お子たちが舞を舞った

かつては奈良時代に即位したすべての天皇・皇后が行列していたが、この日は聖武天皇・光明皇后だけ。それでも衛士隊の行進や、女性貴族・子どもさんの行列もあり、結構楽しめた。


朱雀門前で整列。これは以前にはなかったシーンだ!


光明皇后は、やはりきれいな女性が扮していた





行列の参加者が少ない分、観客も少なかったので、写真を撮るには有り難い。今まで、なかなか正面からのショットは撮れなかった。

春の陽ざしを浴びながら、楽しく写真を撮り回った。GW後半は、5月5日(月・祝)までは、天気も良さそうだ。皆さんは、どんなGWをお過ごしですか?
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1,000本のしだれ桜を堪能!「高見の郷(さと)」

2025年04月15日 | 写真
晴天に恵まれた月曜日(2025.4.14)、カメラ2台をぶら下げて、「しだれ桜 高見の郷」(奈良県吉野郡東吉野村杉谷)を訪ねた。目的は、本年6月に開催される「南都銀行OB美術展」に出品する写真を撮るためである。この日は、「見頃」+「晴天」+「澄んだ空気」+「平日」という条件をすべて満たしていた。前日の雨で黄砂も花粉も空気中の塵(チリ)も流れ去っていた。咲き具合も「9分咲き」と、ほぼ満開だった(4/16に「満開」になった)。



「高見の郷」のことは2017年に当ブログでも紹介し(「絶景!千本のしだれ桜」)、その後、桜の時期に現地を訪ねたが、しばらく経つ間に、木が大きく成長していて、驚いた。駐車場も増え、登り口から山頂まで、自動運転のカートも導入されていた。

入場料、駐車料金、シャトルバス料金、カート料金の全てをひっくるめて@2,000円ということも、とても有り難い。奈良市西部の自宅から、京奈和道、中和幹線、国道(桜井市、宇陀市)経由で東吉野村、という約2時間のルートも、渋滞もなく、スムーズに車を走らせることができた。当日の写真の一部を紹介する。なお以下の文章は、「高見の郷」の公式HPから抜粋した。


こんなカートが、どんどん来る。写真は、帰り道(下り道)で撮影した

「しだれ桜 高見の郷」の誕生について
私の家系はもともと檜(ひのき)や杉を育てる林業を営んでいました。しかし、林業の衰退に伴い山はだんだん荒れて行きました。そんな時、山を有効活用できないかと考えていた父と花が好きで県外まで見に行く母から「高見の郷」は誕生しました。



日本全国桜の名所はたくさんありますが、しだれ桜ばかり1000本は大変珍しいです。しだれ桜の成木を買って来て、2004年に植え替えました。生長した枝垂れ桜をお楽しみください。 高見の郷 代表 島崎照章

時間/9時〜17時(受付16時00分まで)
料金/大人2,000円、小中学生1,000円、小学生未満無料、(お支払いは現金のみ、電子マネーは使えません。)(園内送迎も可、無料)
住所/奈良県吉野郡東吉野村杉谷298-1(現地)
奈良県桜井市外山747桜井ゴルフセンター(事務局)



交通/(車) 名阪国道針インター〜大宇陀経由国道166号線沿い。奈良県と三重県の県境である高見トンネルより約1㎞奈良県側。
 (電車・タクシー) 近鉄榛原(はいばら)駅からタクシーで40分(片道8000円くらい)台数に限りがあります。
 (電車・バス) 2025年4月4日(金)から13日(日)まで、近鉄榛原駅から高見の郷へ直通バスが運行します。詳しくは奈良交通のホームページをご覧ください(事前予約制)。



駐車場/約600台(駐車料金無料)
(受付と各駐車場を往復するシャトルバスも無料、園内送迎も無料、入場料のみです。)
(満開時、特に土日はご入場いただけない場合があります。)(駐車場の前に並ばないでください。)
電話/090-5136-9844(高見の郷事務局)(現地に電話はありません)


この土日(4/19~20)が見納めとなりそうだが、土日は混雑する(入場制限がかかることがある)ので、十分ご注意いただきたい。
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奈良公園の紅葉、師走3日で見頃に!(2024 Topic)

2024年12月03日 | 写真
今年も、奈良公園の紅葉は遅かった。イチョウの「黄葉」は、11月27日には見頃を迎えていたが、カエデなどの「紅葉」は、まだだった。JR西日本の「紅葉だより」では、早くから「見頃」だったが…。車で奈良市内の紅葉の状況を見ていると、やっと今日(12/3)になって、見頃を迎えているようだった。





今日は午後から、大和西大寺駅の近くで打合せの仕事が入っていたが、終わり次第、あたふたと駆けつけた。狙いどおり、いい感じに紅葉していた。バスで「春日大社本殿」へ行き、そこから若草山方面へ徒歩で向かった。日本人より、外国人観光客(アジア系)の方が多かったが、皆さん、スマホ片手に、たくさんの写真を撮っておられた。


どこからか、結婚式の「前撮り」の人たちがやってきた。日本人ではない様子



私も負けじと撮ったが、まあ、こんな感じである。これだと今年、もう一度は奈良公園の紅葉を撮れそうだ。
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奈良市で桜の開花宣言!(2024.3.31)

2024年04月01日 | 写真
昨日(3/31)の奈良市の最高気温は、24.1℃のぽかぽか陽気となり、気象台も開花宣言。陽気に誘われて、カメラを片手に近鉄奈良駅周辺の桜を訪ねた。なお今朝(4/1)の毎日新聞奈良版〈ぽかぽか陽気に桜開花 奈良〉によると、
※トップ写真は、奈良県庁北側の桜(写真はすべて3/31の撮影)


こちらの2枚は、氷室神社の桜

奈良地方気象台は31日、奈良市で桜が開花したと発表した。同市内の奈良女子大付属中等教育学校にある標本木のソメイヨシノで開花を確認した。開花から7~10日後に見ごろを迎える見通し。



気象台によると、平年より3日、2023年より11日遅い開花となった。3月上旬の平均気温は平年より1・3度低い5・9度だったことなどが原因とみられるという。


興福寺境内

「桜まつり」が開かれている奈良市大渕町の御嶽山大和本宮のソメイヨシノは3分咲き。ぽかぽか陽気に誘われ、多くの家族連れでにぎわった。【皆木成実】


伝香寺門前

昨年の開花が異常に早かったので、今年は「まだか、まだか」と開花を待った。やっとこんなに咲いてくれて、「心は身にも添はずなりにき」の気分である。さあ、今週は忙しくなるぞ~っ。
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信貴山朝護孫子寺で、「毘沙門天王二十八使者守護善神練り行列」を拝観!

2023年10月19日 | 写真
日曜日(2023.10.15)、信貴山朝護孫子寺(生駒郡平群町信貴山)で「毘沙門天王二十八使者守護善神練り行列」を拝観した。當麻寺の練供養はよく知られているが、こちらはほとんど知られていない。毎年10月の第3日曜日午後2時から行われている。


スタートの直前、赤門前に整列

二十八使者に加え、お坊さんたちも列に加わるので、長い行列になる。目の前を練り歩くのでよく見えるし、写真も撮りやすい。被写体の前に立ちはだかる人も、ほとんどいない。「毘沙門天二十八使者」とは、Wikipediaによると、


小さい使者は、子どもやおばあさんが扮していた

毘沙門天二十八使者(びしゃもんてんにじゅうはちししゃ)とは毘沙門天に仕える28の夜叉である。毘沙門天曼荼羅で描かれるときには中央(第一院)に毘沙門天と吉祥天、5人の童子が置かれ、2番目(第二院)の枠に剣鎧護法と空鉢護法、八大夜叉大将が囲む。そして一番外の3番目の枠(外枠)に毘沙門天二十八使者が置かれる。韋駄天が第二院に描かれる場合がある。


いよいよ歩き出した。足下が見えないので、介添え役がつく


「二十八使者像」(仏像彫刻)は本堂須弥壇裏に祀られているので、私も拝観したことがある

毘沙門天二十八使者は毘沙門天曼荼羅で表現するとは限らず、像もある。例えば越後浦佐毘沙門堂では28体の毘沙門天二十八使者像を見ることができる。以下に毘沙門天二十八使者を紹介する。なお二十八使者のうち「興生利使」だけは唯一「~使者」という名にならない点に注目したい。


高官使者は、女の子が扮していた。顔(お面)がユニークで、とても楽しい!


行列の先導は、役僧(伴僧)と呼ばれる若いお坊さんだ

隠形使者 香王使者 勝方使者 奇方使者 禁呪使者 高官使者 興生利使 五官使者 金剛使者 座神使者 持斎使者 自在使者 神山使者 神通使者 説法使者 総明多智使者 太山使者 大力使者 田望使者 多魅使者 読誦使者 博識使者 左司命使者 伏蔵使者 北斗使者 右司命使者 龍宮使者 論議使者



朝護孫子寺の参道は急な坂だし、曲がり角も多いので、写真を撮るにはもってこいだ。なお「毘沙門天」とは、日本大百科全書によると、


本堂に登る石段は、急傾斜だ






本堂前に到着、天気はとても良かったので、奈良盆地が見渡せる

仏教の護法神。サンスクリット語バイシュラバナ(Vaiśravana)を吠室囉末拏などと音写し、転じて毘沙門天となる。多聞 (たもん) 天、遍聞 (へんもん) 天とも称する。



信貴山 (朝護孫子寺)では毘沙門天を本尊としており、楠木正成はその申し子として幼名を多聞丸と称するなど、武将の信仰が厚かった。


本堂で読経のあと、今度は復路

また平安時代には、王城鎮護のため北方に建てられた鞍馬寺に左手をかざした毘沙門天像を安置したり、さらに東寺(教王護国寺)の兜跋 (とばつ) 毘沙門天像のように密教において特別の彫像も現れるに至った。後世、武将形のまま七福神の一つに数えられ、福徳を授ける神として民間に信仰された。



インド人なのかペルシャ人なのか、日本人離れしたユーモラスなお面や衣装を拝観するのは、とても楽しい。普通の速度で歩くので、赤門から本堂までは15~20分だ(往路)。本堂で約30分お経を上げたあと、また赤門の手前まで戻る(復路)。



「往路を途中で拝観するツアーを作ってもいいな」などと考えていた。写真を撮る場合も、往路と復路と、2度のシャッターチャンスがあるのが、有り難い。



来年からは、事前にブログなどで紹介することにしたい(例年10月第3日曜日開催)。皆さん、ぜひお参りください!
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